日本ハムドラ1細野晴希また制球難を露呈…新庄監督はFA加藤貴之が残留でも手放しで喜べず

公開日: 更新日:

 12日の東都1、2部入れ替え戦で、課題の制球難を露呈したのが日本ハムドラフト1位・細野晴希(東洋大)だ。

 駒沢大戦に先発したものの、1回3分の2を2安打、4四死球、1失点KO。ネット裏で観戦したセ・リーグのさるスカウトがこう言った。

「最速158キロで、スライダーやカーブのキレもいい。この日も2回途中で三振を3つ奪ったように、ストライクさえ入れば大学生レベルでは無双状態。ただ、いかんせん、なかなかストライクが入らないのです。とにかくボールが上ずる。そうなるとスパイクに付いた土を払ったり、踏み出す右足の位置の土を気にしたりし始める。何やら制球を乱した言い訳をしているようで、精神的な問題も大きいように思う。ボールの見極めに関して言えば、プロは大学生の比じゃありません。大学生なら振ってくれた球も、プロのバッターは振ってくれませんからね」

 細野はリーグ最終戦の10月19日の中大戦も先発して2回を3安打、3四死球、2失点。これで2試合続けて制球難からKOされたことになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???