栄えあるゴールデングラブ賞に今年も疑問噴出!「ベストナインと混同している」の指摘
《ゴールデングラブ賞とベストナインを混同している》《記者投票ではなくOBが選ぶべき》
10日に発表されたゴールデングラブ賞。卓越した守備力を発揮した選手を表彰する歴史ある“タイトル”だが、今年の受賞者が発表されると、ネット上ではこんな疑問と不満が噴出した。
「単純に失策数の多寡で守備力の優劣を判断できないところはあります。例えば、フットワークが良く守備範囲の広い選手は、普通ではヒットになる打球に追いつくケースがある。結果、最後の最後ではじいてEマークがつくこともありますから。とはいえ、今回はセ・リーグの受賞者9人のうち一塁の阪神・大山、二塁の阪神・中野、遊撃の阪神・木浪、外野の中日・岡林の4人はポジション別で今季の最多失策数を記録している。優勝した阪神から最多の5選手が選ばれており、《ベストナインなら分かるが……》というファンの反応はもっともなところもあります」(プロ野球OB)
二塁手部門で受賞した中野の9失策に対し、常連の広島・菊池の失策数は3。守備率も中野の.988に対し、.995と上回ったが、菊池の連続受賞は10年連続でストップした。