日本ハムドラ1細野晴希また制球難を露呈…新庄監督はFA加藤貴之が残留でも手放しで喜べず

公開日: 更新日:

 日本ハムは11日、国内FAを取得した加藤貴之(31)が、権利を行使せずに残留。移籍もささやかれた左腕を「4年12億円」で引き留めることができた。「4年12億円という好条件は何よりも大きいが、加藤は人見知りする性格だけに、30歳を過ぎてから新たな環境でプレーすることを危惧したのでしょう」とは日本ハムOB。

 だが、今季9勝でチームの勝ち頭の上沢直之(29)がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する。エースが抜けるにもかかわらず、ドラフトで獲得した投手は細野ひとり。あとの4人はすべて野手だ。

 即戦力であるはずの細野が、大学生相手にストライクを取れずに汲々としている。果たして上沢の抜けた穴を埋める算段はあるのか。FAや外国人のアテはあるのか。

 いずれにせよ新庄監督、FA加藤が残留したからといって手放しで喜んでいる場合ではなさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇