“投手・大谷翔平”完全復活は未知数…史上最高額は確実も「出来高」が盛り込まれる可能性
FA市場の目玉である大谷翔平(29)が連日、日米のメディアを賑わせている。
多くの米メディアは大谷獲得に、ドジャース、メッツ、ヤンキース、ジャイアンツなどの資金力豊富な球団が動くとみており、契約規模は500億~700億円の史上最高額に達すると予想している。
仮に大谷が米メディアの予想通り、超大型契約で合意するとすれば、果たして年俸以外の出来高は付くのか。
これまで長期にわたる高額契約を勝ち取った選手の付帯条項をみると、一定の投球回数や打席数をクリアして得られるパフォーマンスボーナス、サイ・ヤング賞、MVP選出による表彰ボーナスがないケースが目立つ。
例えば昨オフ、ヤンキースと野手史上最高額の9年504億円で合意したアーロン・ジャッジはインセンティブが付かず、遠征先のホテルの部屋をスイートルームに指定しているだけだ。
同じヤンキースのエース右腕で9年352億円のゲリット・コールもジャッジ同様、ボーナスはなく、2024年シーズン終了後に契約を破棄(オプトアウト)できる条項が盛り込まれているだけだ。