“投手・大谷翔平”完全復活は未知数…史上最高額は確実も「出来高」が盛り込まれる可能性
今季まで大谷がプレーしたエンゼルスの主砲マイク・トラウトは12年472億円と大型契約だが、臨時収入を得る条件の設定はない。付帯条項は遠征先のスイートルームの他、本拠地エンゼルスタジアムで身内が観戦するための4人分の高額席(20試合)の提供が盛り込まれているのみ。
大谷が代理人契約を結ぶCAAスポーツの顧客にしても、契約に出来高を盛り込んでいる選手は皆無だ。
日本人選手の多くは、オフに日米間を航空機で移動する際のファーストクラスチケットを条件の一つにしている。手術明けの大谷が、投手として完全復帰できるかは未知数。投手としてのパフォーマンスが出来高になる可能性はあるものの、基本的にはカネ以外のさまざまな特典が付きそうだ。