女子卓球・伊藤美誠のパリ五輪出場を脅かす「かつての自分」…5日に団体「最後の1枠」発表

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 それは今回の代表入りを願う15歳の張本も同じではないか。全日本は決勝で早田に完敗したものの、卓球ファンの記憶に新しいのは昨年11月からの2大会だろう。

 11月末の全農カップ大阪大会決勝で早田ひなを4-2で破ると、12月のWTTファイナルズ初戦では東京五輪の単複2冠の世界1位、孫穎莎(23)から第1ゲームを先取。その後も壮絶なラリーを繰り広げ、世界で敵なしの女王をフルゲームまで追い詰めた。敗れはしたが、この2試合で中国は張本に対する警戒を強めた。

 今の張本の成長ぶりは、かつての伊藤と同じ。「実績」の伊藤は「急成長」の張本に代表の座を奪われるのか。

 ◇  ◇  ◇

●関連記事【もっと読む】…では、あの中国まで「大魔王」として恐れた伊藤が転落した理由について詳しく報じている。

●関連記事【さらに読む】…で詳報している、石川佳純らメダリストたちが日本卓球協会に猛反発していた「パリ五輪のヤバすぎる代表選考方法」も合わせて必読だ。

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