渡米1年目の山本は、大リーグ公式球やマウンド、米国生活への適応など、ただでさえやるべきことが盛りだくさんな上に、投球間隔短縮も課されれば負担は大。2022年5月に右肘を痛めた過去があるだけに不安は尽きない。
12年総額約465億円で入団した山本の契約には6年目の29年までにトミー・ジョン手術を受けたり、134日間連続で負傷者リストに入った場合、31年と33年のシーズン終了後に契約破棄が可能になる条項が盛り込まれている。右肘や健康状態によって契約内容に変更が生じるわけで、ルーキー右腕は1年目からケチをつけることになりかねないのだ。