新助っ人オドーア「二軍拒否退団」で巨人むしろ万々歳 いたらいたで“お荷物”確定

公開日: 更新日:

 開幕を3日後に控えた巨人に激震が走った。

 26日、新外国人のルーグネッド・オドーア(30=パドレス)の退団が発表されたのだ。

 メジャー通算178本塁打。2022年まで8年連続2ケタ本塁打を放った左の大砲は、就任1年目の阿部慎之助監督(45)率いる巨人の目玉補強として、年俸2億円で迎えられた。右翼のレギュラー候補として期待されたが、オープン戦では12試合で34打数6安打で打率.176。本塁打、打点ともにゼロ。6安打のうち内野安打が3と自慢の長打力は影を潜めていた。

 守備ではメジャー時代に1000試合以上守った本職の二塁ではなく、外野手登録。オープン戦は主に右翼で出場していた。しかし、チーム内では「守備範囲は狭いし、外野の守備は素人同然。本人は『二塁を守りたい』と言っていて、坂本の休養時を想定して三塁で出場した時も生き生きしていた」といわれた。ポジション面で不満が募っていた可能性もある。

 さらに、22、24日に相次いで牽制死を喫するなど精彩を欠き、24日のオープン戦最終戦後に、阿部監督の意向として球団がファームでの調整を通達したという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???