東京マラソンで日本人選手が狙う「カネと名誉」…優勝は無理でも特典てんこもり
今回も日本勢は優勝争いに関しては蚊帳の外。狙うは、日本人限定の賞金と名誉だ。鈴木健吾の持つ日本記録(2時間4分56秒)を更新すれば500万円を手にできる。同時にこのレースはJMCシリーズⅣの最終戦。ポイントレーストップが600万円の賞金とともに、9月の世界陸上の代表切符も得る(対象競技で参加標準記録の2時間6分30秒突破が条件)。
現在のポイント1位は西山、2位吉田祐也、3位其田健也と続く。先頭のペースぺーカー(PM)は2時間2分前後というから、日本選手がついていくのは事実上無理。2時間3分台を目指す2番手のPMについていくのも厳しいだろう。そうなれば2時間5分台の設定で走る3番手のPMの後ろで別次元のレースを展開しそうだ。