ドジャース2025年ローテの中心はメジャー2年目の山本由伸 481億円契約の意地を見せられるか
戦列を離れている間に投球フォームや球種を見直す
グラスノー(右肘)、スネル(左股関節)、大谷らの手術明け、故障明けの投手に加え、渡米1年目の佐々木は未知数。山本も戦列を離れたとはいえ、登板はポストシーズンも含めて22試合108回3分の2にとどまり、投球回数はオリックス入団2年目の18年53回に次ぐ少なさだった。
山本はオリックスでの最後の3年間はエースとしてフル稼働した上に、21年の東京五輪、23年のWBCにも出場した。昨季は不慣れなメジャーの登板間隔、長年にわたるオーバーワークがたたって離脱を強いられたが、戦列を離れている間は、投球フォームや球種の見直しなど、メジャーへの順応を図った。
投手史上最高額の12年約481億円で入団しながら、期待を裏切った昨季の二の舞いだけは避けたいからだろう。このオフはメジャー2年目に向けて「しっかりと時間をかけて練習ができた」と手応えを口にしている。
球団史上初のワールドシリーズ連覇を狙うドジャース投手陣をメジャー2年目の山本が牽引しそうだ。
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そんな山本だが、昨季のレギュラーシーズンでは「メジャーワースト6位」の負の数値を叩き出していた。いったいどういうことか。山本に不安視されていた弱点とは何か。
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