ドジャース2025年ローテの中心はメジャー2年目の山本由伸 481億円契約の意地を見せられるか
ドジャースの大谷翔平(30)、山本由伸(26)が日本時間4日、キャンプ地アリゾナ州グレンデールの球団施設で早くも始動した。大谷、山本とも投球練習をこなすなど、12日からのバッテリー組のキャンプインに備え、精力的に汗を流した。
2日に本拠地ドジャースタジアムで行われたファンフェスタで山本は「しっかり開幕から最後まで通して活躍できるように頑張りたい」と、目標を口にした。昨季は右肩痛で約2カ月間の離脱を強いられただけに、登板が見込まれる3月18、19日のカブスとの日本開幕シリーズからポストシーズンまでローテを守り通すというわけだ。
複数の米メディアの予想を総合すると、今季開幕時のド軍のローテは山本以外に、エース右腕グラスノー、ジャイアンツからFA移籍したサイ・ヤング賞2度の左腕スネル、トミー・ジョン手術明けの右腕ゴンソリンに若手右腕ナック、ロッテから入団した佐々木朗希(23)の6人。右肘靱帯修復手術、左肩手術でリハビリ中の大谷は投手としては5月に復帰する予定だ。
このオフは、投打の二刀流復活イヤーとなる大谷、20球団以上による争奪戦の末に入団した佐々木の陰に隠れがちだが、今季のド軍のローテを支えるのはメジャー2年目の山本だろう。