山本由伸メジャー2年目は「サイ・ヤング賞」狙う! 大谷、ダル、今永ら日本人投手での争いに

公開日: 更新日:

 山本由伸(26)が渡米1年目でチャンピオンリングを手にした。

 レギュラーシーズンは右肩痛で約3カ月間戦列を離れるなど、18試合の登板で、7勝2敗、防御率3.00と物足りない成績だったが、ポストシーズン(PS)では、「12年495億円」右腕が意地を見せた。エース格のフラーティに次ぐローテの2番手で起用され、パドレス・ダルビッシュと投げ合った地区シリーズ第5戦で5回無失点の好投でPS初勝利。WS第2戦ではヤ軍の強力打線を相手に7回途中1失点で、日本人投手では2007年のレッドソックス・松坂以来2人目のWSの白星を手にした。今PSは4試合で2勝0敗と安定した投球を披露し、WS制覇に貢献。これで山本はプレミア12、東京五輪WBC、日本一、WSと史上初の「5冠」を成し遂げた。

 大谷とともにナインからシャンパンを浴びせられた山本は「(故障など)いろいろあって濃い一年でした。最後は最高な形で終われたので良かった」と喜びを口にした。

 メジャー2年目の来季はエース右腕グラスノー、右肘靱帯修復手術からマウンドに復帰する大谷とともにローテの中心を担うことになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇