買春4選手はアジア大会追放 アスリートは海外でハメを外す

公開日: 更新日:

 体力と好奇心だけは有り余っているアスリートが、監視の目が薄れる海外でハメを外す。よくある話で、山下団長が「過去の具体的な事例を引用しながら」と言うのだから、これまでも表に出ていない不祥事がゴマンとあるのだろう。

 プロの世界でも、2015年に侍ジャパンのメンバーだった巨人の坂本勇、中日の大野らが「プレミア12」の遠征先だった台湾のナイトクラブで乱痴気騒ぎ。現地の大手週刊誌(電子版)に動画付きで報じられ、世界に恥をさらした。

 16年にバドミントンの桃田と田児が都内の闇カジノに出入りしていた事件も、きっかけは海外遠征だった。問題発覚の5年前、田児が遠征先の海外でカジノ遊びを覚え、そこからバクチ狂いに。所属先の後輩である桃田と共に国内での違法賭博にも手を出すようになった。

 同じ16年には未成年スノーボード選手2人による大麻使用も発覚。これも米コロラド州での合宿期間中、パーティーで外国人に勧められて使用したものだった。

 今回のアジア大会で、いつまた不祥事が発覚しても不思議ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…