日大進学どうなる? 池江璃花子に競泳大国の米国が熱視線
競泳女子のエースである池江璃花子(18)が15日、日本選手団とともに開催地であるジャカルタに向けて出発。今大会は自由形、バタフライで計5種目に出場する予定だ。今季、100メートルバタフライで世界最速の56秒08をマークするなど、計4種目で世界ランキングのトップ10入り(いずれもアジア勢1位)しているだけに、アジア大会でメダルを量産する可能性が大だ。
12日に閉幕した国別対抗戦パンパシフィック水泳では、200メートル自由形で五輪2大会連続金メダルのケイティ・レデッキー(21=米国)に競り勝って2位に。国際大会で初めてメダルを手にし、各国のコーチから称賛を浴びた。中でも、五輪、世界選手権で多くのメダリストを輩出する競泳大国の米国の指導者から「うちのクラブ(大学)で練習して、東京五輪で金メダルを目指してほしい」とのオファーが舞い込んでいるという。
米国の大学やスイミングクラブでは、より良い環境を求めて、世界各国の有力スイマーが練習を積んでいる。過去には北島康介が南カリフォルニア大学を練習拠点とした。現在ではロンドン五輪200メートル背泳ぎ銀メダルの入江陵介(28)がカリフォルニア州のクラブで、レベルアップに努めている。