ワクチン
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五輪強行の代償 ワクチン遅れで都内感染“8月10倍増”の衝撃
「一大感染イベント」になりかねない東京五輪の開催強行に、相変わらず菅政権が血道を上げている。選手やコーチらは入国後、毎日検査を受けることなどを条件に14日間の「隔離」を免除。選手へのワクチン優先接種まで浮上し、大会組織委員会はコロナ禍...
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急増「ワクチン詐欺」に要注意…“お得感”を演出する手口も
特殊詐欺グループが手ぐすね引いて高齢者を狙っている。新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったが、その途端、保健所や自治体職員を名乗り、「事前に料金を口座振り込みして」といった不審電話が相次いでいる。河野太郎ワクチン担当相も「ワクチ...
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高齢者接種ゼロが9県も ポンコツ記録システムに自治体混乱
新型コロナウイルスワクチンの接種が遅々として進まない。ワクチン不足が致命的なのは言うまでもないが、医療従事者を棚上げして12日に始まった高齢者向けもノロノロだ。都道府県別の総接種回数は「0」が続出。一体どうなっているのか。 【...
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菅政権ワクチン「9月メド」の大嘘 ファイザーとは“口約束”
「9月までに供給されるメドが立ったと考えている」(菅首相)、「実質的に合意がなされている」(河野ワクチン担当相)――。米ファイザー社のワクチン供給を巡り、菅政権は“成果”のアピールに必死だ。16歳以上の接種対象者1億1000万人分の供...
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ワクチン後進国の日本が“変異株リスク”…米外交専門誌が警鐘
「明らかに変異株が猛威を振るっていることを認識しながら、対策をしっかりと打っていきたい」――。東京都の小池知事は14日、新型コロナウイルスの変異株の急増に危機感をあらわにした。変異株を抑えられない限り、日本は世界から、感染を広げる“脅...
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安倍前政権の反知性主義が「国産ワクチン開発遅れ」の元凶
諸外国に比べてワクチン接種が大幅に遅れている日本。その理由のひとつが、国産ワクチンを開発できていないことだ。 開発遅れの原因を国会で問われると、田村厚労相は、「日本はいろんな問題があってなかなか取り組みづらかった」と言葉を濁...
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日本人6割が感染 カリフォルニア由来の変異株どこまで危険
日本人の6割が感染――。米カリフォルニア州由来の新型コロナ変異株の解析結果が発表されてニュースになっている。 カリフォルニアでは感染力が強いといわれる変異株が発見されている。今回、東大や熊本大など研究チームが解析したのは表面...
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変異株46都道府県に拡大…日本の医療崩壊はアッという間
8日の大阪の新型コロナウイルスの新規感染者数は905人。大半を変異株が占める現地の病床は深刻な事態だ。府の最新データからは、変異株の重症化リスクの高さがうかがい知れる。この先、全国に広がれば、あちこちで医療崩壊が起こるのは必至だ。 ...
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コロナワクチン接種遅れ「不満70%」=読売新聞社世論調査
読売新聞社が2~4日に実施した全国世論調査によると、米国など他の先進国と比べて新型コロナウイルスのワクチン接種が遅れていることに対して不満を感じている人の割合が「大いに」(32%)と「多少は」(38%)を合わせて70%に上ったことが...
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変異株10歳未満は従来型の5倍 子どもから広がる感染再拡大
新型コロナの感染再拡大が止まらない。25日の新規感染者数は2日連続1900人を超えた。東京都のモニタリング会議で大曲貴夫医師は「変異株等によって急激に感染の再拡大が起こる可能性がある」と警戒感を示した。新たな火種になりそうなのが、変...
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アナフィラキシー31倍 ワクチン接種に注意が必要な人たち
新型コロナのワクチン接種で、強いアレルギー反応「アナフィラキシーショック」の報告例が急増している。9日までに全国で計17件起きた。河野行革担当相も衆院内閣委員会で「欧米の状況と比べると、数が多いように思われる」と述べた。17人は全員...
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チリ“ワクチン接種率NO.1”の納得 FTAと大統領の統率力が鍵
激しくなるワクチン争奪戦――。南米チリの新型コロナウイルスワクチンの接種ペースが9日、イスラエルを上回り世界最速となったことが分かった。オックスフォード大研究者によるデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」で判明した。 ...
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ワクチン高齢者向け「6月末まで」は眉唾 河野発言根拠なし
米ファイザー社製のワクチンの第3便(26万人分)が1日午前、成田空港に到着した。1、2便と合わせ、約68万人分を確保したが、菅政権の供給目標からは程遠い。国家プロジェクトが失敗に終われば、政権の命運はいよいよ尽きる。 【写真】...
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ワクチン確保に3年? 安易に過ぎる「1回接種」論まで浮上
コロナ終息の切り札となるワクチン接種の日程について、河野太郎大臣が24日、会見を開いた。高齢者の優先接種を4月12日から開始すると明かしたが、ワクチン確保の見込み数が全然足りない。菅首相は全国民の接種に必要な量の確保時期として「6月...
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河野大臣また発言変更 ワクチン“4月開始 6月終了”完全破綻
21日のNHK「日曜討論」での河野大臣の発言を知って、ガッカリした人も少なくないだろう。65歳以上の高齢者に対する新型コロナワクチンの接種がさらにズレ込む見通しを明らかにしたからだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(22枚)...
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ワクチン“垂直刺し” なぜ日本は半世紀以上避けてきたのか
ようやく始まった新型コロナワクチン接種のニュースを見て「痛そう」と感じた人も多いはず。国内承認されたファイザー製は、人の腕に垂直に針を刺す「筋肉注射」で投与する。従来、インフルエンザなどの予防接種は、30~45度の角度で針を刺す「皮...
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国立感染研“ワクチン弱体化”を報告…「逃避変異」蔓延か
新型コロナウイルスのゲノム解析を手掛ける国立感染症研究所から衝撃の報告が飛び出した。15日に「感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コロナウイルス(SARS―CoV―2)の新規変異株について(第6報)」と題した報告書を発表...
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河野発言が混乱に拍車 ワクチン供給スケジュール“ほぼ白紙”
新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、政府の「迷走」が止まらない。厚労省が14日に米ファイザー社製のワクチンを承認、17日から医療従事者への先行接種が始まるが、今後のワクチン調達のスケジュールはほぼ「白紙」。何も決まっていないのが...
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菅政権が数量ヒタ隠し「ワクチン調達」の絶望スケジュール
厚労省が14日、国内初となる新型コロナウイルスのワクチンを承認した。先行する欧米に遅れること約2カ月。まず17日から医療従事者への先行接種がようやく始まり、菅首相は15日午前に国会で「一大プロジェクト」と豪語したが、今後のワクチン調...
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“ワクチン・ミックス”は救世主になるか?英で臨床試験開始
パンデミック脱却の「希望」となるか――。英国の研究グループが4日、新型コロナワクチンについて、異なる種類を接種する臨床試験を開始した。使用するのは、米ファイザー社と英アストラゼネカ社のワクチン。“ワクチン・ミックス”が成功すれば、世...
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ワクチン効果薄 英国型×南ア型「スーパー変異株」上陸恐怖
英国で流行している新型コロナの変異株がさらに、「南アフリカ型」へと変異し、衝撃が走っている。感染力が強い英国型とワクチンが効きにくい南ア型が混在したハイブリッドである。史上最強のスーパー変異株の登場に世界は戦々恐々だ。 【写真...
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コロナワクチン接種 全国市長会がマイナンバー利用に懸念
全国市長会の立谷秀清会長(福島県相馬市長)らは27日、首相官邸で菅義偉首相と会談し、新型コロナウイルスワクチンの接種を巡って自治体への財政支援を要請した。首相は前向きに検討する姿勢を示したという。 【写真】この記事の関連写真を...
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米国黒人層“ワクチン拒否”猛拡大 アーロン氏急死で深刻化
米大リーグの英雄ハンク・アーロンさん(享年86)の急死が、米国の黒人層に波紋を広げている。アーロンさんは今月5日にモデルナ社のワクチン接種を受け、「私はとても誇りに思う」と語った。その17日後の22日に死亡。「自然死」との報道もある...
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緊急事態宣言から2週間 首都圏は「全滅」感染爆発が加速
1都3県に緊急事態宣言が発令されてから2週間の折り返し。菅首相は21日の衆院本会議で、新型コロナの感染状況について「全国で高い水準が続き、緊張感を持って対応する必要がある」と焦りをにじませた。人々の行動変容が感染者数に反映されるのは...
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菅政権がマイナンバー普及に躍起 医師・看護師も一元管理
火事場ドロボーもいいところだ。菅政権が、新型コロナウイルスのワクチン接種の管理に「マイナンバー」を利用しようとしていることに批判が噴出しているが、さらに医師・看護師の個人情報まで「マイナンバー」を使って一元管理する予定なのが分かった...
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感染力の強い英コロナ変異種は弱毒化した可能性もあるのか
従来種よりも感染力が約7割強く、実効再生産数を0.4~0.9ポイント押し上げるとされる新型コロナウイルス変異種が英国で猛威を振るい、欧州各国でも次々確認されている。 英国では2回目の都市封鎖を解除した今月2日以降、感染が急拡...
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米国でも新型コロナワクチン接種後に深刻なアレルギー反応
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、米アラスカ州の医療従事者の女性が新型コロナウイルスワクチンを15日に接種された後、深刻なアレルギー反応を起こし、入院したと報じた。現在、容体は安定している。 この女性にアレルギー...
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コロナ再感染初実証 ワクチン開発加速するも有効性に疑問
前のめりの新型コロナのワクチン開発に冷や水だ――。香港大の研究チームは24日、コロナに感染し回復した香港の男性(33)が4カ月半後に再感染したと発表した。再感染が疑われる事例はこれまでもあったが、実証されたのは世界初。 男性...
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風疹5年ぶりに患者数2千人超え…今すべき本当に必要な対策
風疹が7月以降、流行している。合計患者数が11月20日時点で2000人超。これほどの数になるのは、2012年~13年の全国的な流行以来5年振りだ。しかし、「三木内科クリニック」(東京・神田)の三木治院長は「だれもが過剰に反応するのは...