岸田政権
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派閥解散で未曾有の混乱 岸田首相は「政治とカネ」国会を乗り切れるのか
「政治家として覚悟を持って『ケジメ』として判断した」──。自民党の小渕優子選対委員長が25日突然、所属する茂木派からの退会を表明。同調した青木一彦参院副幹事長に続き、26日は茂木派の関口昌一参院議員会長、石井準一参院国対委員長、福岡資...
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岸田首相がまたぞろ画策する「衆院解散」のカード…最優先は総裁選再選、6月会期末に打って出るか
内閣支持率が最低を更新し続ける中、派閥の裏金事件で逮捕者まで出して絶体絶命。いつ倒れてもおかしくないと見られていた岸田政権が、なぜか息を吹き返している。岸田首相が近く解散・総選挙に打って出るという観測まで流れ始めた。 【写真】...
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被災4県「北陸応援割」3・4月から実施方針に賛否 SNSでは《GoTo歓迎》の一方で《まだ早い》と慎重論
「ゴールデンウイークまでの3月、4月を念頭に、北陸4県を対象として1泊2万円を上限として旅行代金を割り引く『北陸応援割』を実施する」 最大震度7を観測した能登半島地震を受け、岸田文雄首相(66)は24日の参院予算委員会で、被害...
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自民「派閥パーティー」全面禁止は抜け穴だらけ 政党支部・幹部の開催で“裏金の温床”は残る
自民党の政治刷新本部(本部長・岸田首相)が23日、中間とりまとめ案を大筋で了承。派閥について「お金と人事から完全に決別する」とうたいながら、派閥存続が大前提の腰砕け。とりわけ、裏金づくりの温床となった政治資金パーティーの開催は、抜け...
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岸田首相の頼みは「経済」…実質賃金プラスをしくじれば「6月退陣」に現実味
支持率が過去最低更新ラッシュの低迷する岸田政権。裏金問題を巡り、起死回生で打ち出した派閥解消も麻生派と茂木派が存続の方向で、“ハーフ&ハーフ”になってしまった。朝日新聞の世論調査(20、21日実施)では、派閥解散が「信頼回復につなが...
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裏金疑惑で理事長の世耕弘成氏を真っ向追及! 近畿大教職員組合「X」への支持ジワリ
《世耕さんのせいで、近畿大のイメージダウン…》 《近畿大の教職員組合は本当に頑張ってください。世耕理事長では学生がかわいそう!》 《まー近畿大学のブランドバリューに関わる事だよ。世耕が理事長の学校に自分の子供は行かせない、...
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国民は空疎な議論に呆れている 自民党に政治刷新を論じる資格なし
▽政治刷新本部に期待できますか──「期待できない」75%(読売新聞) ▽「政治刷新本部」の議論で、政治と金の問題の再発防止に期待するか──「期待しない」69.5%(FNN・産経合同世論調査) ▽政治刷新本部は再発防止につな...
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どうやら「凶」と出たようだ 岸田首相の派閥解消大博打(上)
自民党派閥の裏金問題は、このままウヤムヤになってしまうのか。 東京地検特捜部が19日、安倍派、二階派、岸田派の関係者を一斉に起訴し、派閥の裏金をめぐる捜査は事実上、終結。しかし、裏金がどう使われてきたのか、誰が始めたのかとい...
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裏金事件で安倍派幹部7人「不起訴」…問われているのは「法の下の平等」だ
東京地検特捜部は、パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかったとする政治資金規正法違反容疑で告発された安倍派幹部7人を不起訴とする方針を固めたとのこと。同派幹部と会計責任者の共謀は認定できないと判断。収支報告書を作成・提...
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中小企業の35%が「賃上げ予定なし」…政府目標の「5%」など“絵に描いた餅”
城南信用金庫と東京新聞が中小企業832社にアンケートをしたところ、約35%が「賃上げの予定なし」と回答した。賃上げしない理由のトップは「原資がない」で58%。 大手企業の下請けを担う中小企業は、取引価格を抑えられて四苦八苦。...
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自民裏金事件で菅前首相が存在感も…《86億円の官房機密費はどうした?》とSNSは冷ややか
いつもの「やっているフリ」なのか。それとも党内で高まる危機感、不満の「ガス抜き」なのか……「全く期待できない」といった意見が飛び交っている。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、同党が立ち上げた「政治刷新本部」のことだ...
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今なお避難者1.6万人の異常事態 明らかな岸田人災、初動の遅れが決定的
〈自戒の念もこめて、今誰かが声をあげなければと考えた〉 15日の朝日新聞に掲載された勇気ある学者の“告発”には、深く考えさせられた。防災研究の第一人者で、石川県の災害危機管理アドバイザーを務める室崎益輝・神戸大名誉教授(79)...
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岸田首相の能登視察は90分以下…あまりの“駆け足”に被災者冷ややか、寄り添う姿勢見えず
「今更来たのか」「励ましが足りない」──。被災者も冷ややかな視線を向けた。岸田首相は14日、能登半島地震が元日に発生してから14日目に初めて現地入り。石川県輪島市と珠洲市の避難所を訪れ、避難者の声に耳を傾けたが、現場の視察時間はたった...
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自民党派閥裏金問題を機に「厳格法改正必要」86%、刷新本部は「期待しない」75%
国民の9割近くが政治資金規正法の厳格化や厳罰化などの法改正を望んでいることが分かった。共同通信社が13、14両日に実施した世論調査によると、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を踏まえ、同法の改正が「必要だ」は86.6%に上った。...
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「政治刷新本部」の安倍派9議員に裏金疑惑 幹部や事務総長経験者「5人衆」立件見送りで調整か
岸田首相の直轄で自民党内に設けた「政治刷新本部」。「やってる感を演出してるだけ」と批判されているが、それを裏付けるとんでもない疑惑が浮上した。 安倍派からメンバー入りした10議員のうち9人がパーティー収入を裏金化していたとい...
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繰り返される悲劇と不安 この地震大国で自民党政権では命がいくつあっても足りゃしない
能登半島地震は12日で発生から12日目。政府は11日ようやく「激甚災害」に指定したが、半島という地形や道路が隆起や陥没で機能不全に陥っていることを差し引いても、政府の対応は遅いと誰もが感じているのではないか。 被災者の生活は...
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自民・安倍派が収支報告書の「一斉訂正」を検討 未記載の収入金額などが対象に =読売報道
「赤信号みんなで渡れば怖くない」ということなのか。何だか釈然としない話だ。自民党の最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る政治資金規正法違反事件で、同派や所属議員が政治資金収支報告書の「一斉訂正」を検討している─...
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東京・中野区で陸自駆り出し「ミサイル避難訓練」なぜ実施? 能登有事の真っ最中にやっている場合なのか
被災地対応に注力すべき時期に、やる必要があるのか。東京都中野区で来週15日、弾道ミサイルの飛来を想定した国と自治体共催の「住民避難訓練」が実施される。能登半島地震で救助・支援の人員が「まったく足りていない」と指摘される中、陸自隊員や...
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裏金問題の改革は形だけ…“荒稼ぎパリピ”小泉進次郎氏が「政治刷新本部」の目玉という茶番
「政治改革」などできるのか。 自民党は派閥の政治資金パーティーの裏金問題を巡って、岸田首相の直轄で党内に設ける「政治刷新本部」の初会合を11日にも開く予定だ。政治資金の透明性拡大や派閥のあり方について議論するという。 ...
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日本は力を失いつつある米国に追従して一緒に堕ちていくのか
旧知のベテラン野党議員は勉強家で、たまにしか会わないがそのたびに新しい情報や視点を与えてくれる貴重な存在である。先日はこんなふうに語り始めた。 「IMFの購買力平価によるGDPランキングの統計を眺めていて、いろいろ気付くことが...
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何から何まで遅すぎる能登対応 寒さと飢え、災害関連死は岸田人災
能登半島地震は元日の発生から1週間以上が経ち、安否不明者の捜索が続いている。 石川県内の死亡者はさらに増え、200人を超えた。9日午後3時の発表によると、地震による死者は202人。新たに珠洲市で20人、穴水町で2人の死亡が確...
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「世間が忘れるのを待つ」自民・安倍派の裏金問題めぐる岸田首相の姑息な思惑
自民党の裏金問題に検察はどこまで切り込むのか──、メディアと世論次第になってきている。 日本の検察制度は「起訴便宜主義」で、起訴するか否かについて検察がサジ加減で決めることができる。政治資金規正法で言えば、会計責任者が有罪に...
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岸田首相は被災地に寄り添う気なし 会見打ち切り→TV出演で「ニヤけて政局話」に批判殺到!
分かってはいたが、やはり被災地や国民に寄り添う気持ちなんてないのだろう。 4日の年頭記者会見を「地震関係の公務がある」と早めに打ち切った岸田首相。質疑応答で挙手しても当てられなかった記者が「原発について質問させてください」「...
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裏金捜査を「検察のクーデターだ!」と安倍派議員が逆ギレ…呆れた感覚に国民の怒り爆発
自民党安倍派の裏金事件を巡る同派所属議員の無反省な態度に、国民の怒りが爆発している。 目下、東京地検特捜部が安倍派幹部を聴取するなど、捜査を進行中。そんな中、ネットメディア「MINKABU」が3日に〈自民党大物議員『こんなの...
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改めて国民は戦慄 活断層ばかりの国でまだ原発を動かしている狂気
2024年の元日早々、石川県能登地方を中心に最大震度7の巨大地震が襲った。地震のエネルギーを示すマグニチュードは7.6。いずれもM7.3だった1995年の阪神・淡路大震災と2016年の熊本地震の本震と比べても40倍以上の大きさだ。能...
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岸田首相側近の西田昭二議員「自らの命の確保と健康に努めて」地元・能登半島地震SNS投稿に反発広がる
最大震度7を観測した能登半島地震。生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」が迫る中、警察や自衛隊などは引き続き、甚大な被害を受けた石川県内で捜索を継続。安否不明者の発見に全力を挙げている。 石川県などによると、4日午...
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マイナンバーの矛盾を徹底批判「0.01%を切り捨てる“上からのデジタル化”は人権を蔑ろにする」
「国民の不安払拭のための措置を踏まえ、予定通り、現行の健康保険証の発行を来年秋に終了する」──。12月12日のマイナンバー情報総点検本部の会合で岸田首相はそう語った。しかし、総点検後の共同通信の世論調査では、来年秋の健康保険証廃止につ...
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岸田首相には「破れかぶれ解散」しかない…どこよりも早い総選挙予想と大物落選議員たち
1割台の支持率まで出てきて、もはや岸田内閣は万事休す。9月の自民党総裁選での再選はおろか、9月まで持たない、という見方が広がっているが、窮鼠猫を噛む、だ。 「岸田さんの選択肢は退陣か解散総選挙しかない。岸田さんの性格からすると...
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自民党の裏金疑獄 東京地検特捜部はどこまで切り込むのか? 年明けの政局「Xデー」
年の瀬は自民党の裏金疑獄が政界を揺るがした。この混乱の先には何が待ち受けているのか。 臨時国会の閉幕を受け、東京地検特捜部は捜査を本格化。12月19日には安倍派(清和政策研究会)と二階派(志帥会)の派閥事務所を政治資金規正法...
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「秘書が」「会計が」は通じない 年の瀬の強制捜査で大疑獄の幕開けか
政治資金パーティーを利用した安倍派の「裏金づくり」──。最初に立件されるのは、この男なのか。ついに東京地検特捜部が安倍派議員の事務所に踏み込んだ。 地検特捜部は27日、自民党の池田佳隆衆院議員の議員会館事務所と、地元事務所、...