岸田首相には「破れかぶれ解散」しかない…どこよりも早い総選挙予想と大物落選議員たち

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 1割台の支持率まで出てきて、もはや岸田内閣は万事休す。9月の自民党総裁選での再選はおろか、9月まで持たない、という見方が広がっているが、窮鼠猫を噛む、だ。

「岸田さんの選択肢は退陣か解散総選挙しかない。岸田さんの性格からすると、総理を続けるため、解散に踏み切ってもおかしくない」(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 裏金疑惑の捜査次第では、何人もの議員辞職者が出かねない。現状、細田博之前議長の死去にともなう衆院補欠選挙が4月28日に実施される。新年度予算成立後の解散で、「政治改革」を旗印に補選日程を総選挙に変える。もしくは、都知事選と同日の7月7日投開票--そんな可能性も囁かれるのだ。

 だが、しょせん「破れかぶれ解散」。岸田の自爆選挙となるのが必至だ。

「秋解散の可能性に合わせて自民党が行った情勢調査で、最悪ケースは現有から41議席減と言われました。自民党支持率も下落していますし、さらなる議席減は確実でしょう。パー券問題への怒りで投票率が上がれば、無党派層の多い都市部の議員中心にバタバタ落選するのではないか」(政治評論家・野上忠興氏)

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