睡眠
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必要睡眠時間は6時間…中高年が8時間寝てはいけない理由
記者は50代に入ってからというもの、8時間睡眠ができなくなった。それより短い時間で目が覚めてしまう。体調はすこぶる良好なので問題はないと思うが、それでも “良い睡眠=8時間睡眠”説が頭にチラついてしまう。 「8時間睡眠説は不眠...
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夜トイレに行きたくなるのは病気の疑い…薬が必要な場合も
都内に住む60代の女性は、ここ数年夜中に何度もトイレに行きたくなってしまうのが悩みだと話す。「ひどいときは2、3度夜中に起きることもあります。この状態は改善できるのでしょうか。最近はトイレに行ったあと、再び眠ることが難しくなり、慢性...
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目安は7時間 免疫力アップはまず「十分で良質な睡眠」から
「医療崩壊」で多くの人が亡くなるかもしれない――。週末の報道を見て不安に駆られた人も多いのではないか。不安は免疫力を低下させる。いまは不安をあおる言説に惑わされすぎずに、自分のできる感染予防法に専念することだ。「ウイルスから体を守る」...
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寒い冬にぐっすり眠るには温度・湿度・体温の調整が大切
夜になると一気に冷え込むようになった。掛け布団を厚いものに替えたり、電気毛布を使い始めたが、それでもなかなか熟睡できないという人は多い。「東京疲労・睡眠クリニック」の梶本修身院長に冬の正しい睡眠法を聞いた。 寒い冬にぐっすり...
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運動、早寝早起き、食品添加物少なめで健康長寿を目指す
アスレチックトレーナーの三田貴史さんは、現在パーソナルトレーナーとして活動するほかに、都内の整形外科で多くの患者にリハビリ指導を行っている。三田さんはアメリカに6年半住んだ後、4年前に日本に帰国。日本で老若男女問わず多くのリハビリ患...
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緑茶がうつ病を吹き飛ばし睡眠や記憶を改善 専門家が解説
日本茶が恋しい季節がやってきた。とくにいまは新型コロナウイルス感染症の拡大で世の中が騒がしく、心が乱れがち。それだけに、手軽に心と体に良い作用をもたらす「お茶」の力を利用したい。その健康効果について近年、多くの医学者たちが研究論文を...
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食事や運動に加え「睡眠」も大事 寝不足は血糖値上昇の原因に
糖尿病対策というと、食事と運動が重要視されがちですが、睡眠も重要です。これは、国内外のさまざまな研究で証明されています。 睡眠不足が続くと、空腹時血糖値が上昇し、インスリンの分泌能力が低下して糖尿病のリスクが上昇します。マウ...
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腎臓<上>40代から死滅が始まる毛細血管を蘇らせる睡眠法
世界的に患者が増えている「慢性腎臓病(CKD)」。国内の推定患者数は約1330万人(成人の8人に1人)と年々増加していて、新たな国民病ともいわれている。 CKDになっても初期のうちは無症状のまま進行し、顔や手足のむくみ、全身...
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子供の「眠れない」を放置すると不登校や成長の妨げを招く
新型コロナウイルスの影響で昨日・今日から新学期という学校は多い。「しばらくは睡眠覚醒のリズムが乱れる子供が増えるでしょう」と指摘するのは、子供の睡眠障害に詳しい淑徳大学看護栄養学部看護学科教授の林雅晴医師だ。 人間の体には毎...
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不眠症で病院にかかるべきサインは?
新型コロナウイルスへの不安に加え、猛暑で蒸し暑くて眠れない――。不眠症に悩む方は少なくありません。不眠症の場合、ストレスや生活習慣の乱れが大きな原因になりますが、まずはなぜ不安なのか整理することが大事です。 簡単なのは、「ウ...
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専門家が伝授 寝苦しい夜もぐっすり眠れるエアコンの使い方
猛暑が続いています。寝苦しい夏の夜でもぐっすり眠ってすっきり乗り切るためには、エアコンをうまく活用するのがお勧めです。 多くの人は、いざ眠ろうとベッドに入るタイミングで寝室のエアコンをつけ、就寝中に切れるようにタイマーを設定...
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アッという間に眠れる人は慢性的な睡眠不足かもしれない
目を閉じればアッという間に眠れる。いつでもどこでもすぐに眠れるから、睡眠に悩んだことはない――。該当する中高年の方もいらっしゃるでしょう。一見、睡眠トラブルとは無縁に思えますが、実は慢性的な睡眠不足の兆候である可能性があります。 ...
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睡眠は夏は冬より短い 必要な時間は季節によって変動する
もっと眠れるのにもったいない……夏になると朝早く目覚めてしまって、こんな不満を抱く中高年が少なくありません。そんな人の多くは「睡眠は8時間が理想的」「6時間は眠らないとダメだ」といった思い込みに縛られています。 そもそも、必...
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深部体温が上がる夕方に肛門を締めて歩くと熟睡できる
疲労をしっかり回復させるためには質の高い睡眠が必要で、睡眠の質を高めるには「深部体温をきちんと下げること」が重要です。深部体温とは体の表面の体温ではなく、内臓を含めた体の中心部の体温のことで、高くなれば活発になり、低くなると眠くなり...
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夕方にうとうとすると夜の睡眠の質が下がって疲れがとれない
しっかり眠ったはずなのに疲れがとれない……。そんな悩みを抱える中高年は、就寝する前、たとえば帰りの通勤電車や、自宅のソファでうとうとしたり居眠りすることが習慣になっているケースが多く見られます。 睡眠の質を上げてしっかり疲れ...
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ベッドでは「眠る」以外の行動をしてはいけない
なかなか寝つけない、しっかり熟睡できない……といった悩みを抱えて睡眠外来を訪れた方には、まず「ベッドでは『眠る』以外の行動をしない」ことを実行してもらいます。これが、睡眠の質を高めるための最初の一歩になるのです。 ベッドに入...
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寝ても疲れがとれない人はリビングの照明を暗くする
しっかり寝たはずなのに疲れが残ってる。朝、すっきり起きられない……。こんな悩みを訴える中高年の方がたくさんいらっしゃいます。同じ悩みを抱えている人は、「光の調節」を試してみてください。 光=照明は、われわれの睡眠に想像以上に...
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いびきをかかない体をつくる生活習慣…それは眠る前が大事
「うるさくて迷惑だけど、しょうがない」と思われがちないびき。しかし、放置しておくと睡眠時無呼吸症候群(SAS)につながり、高血圧症などの進行にともなう狭心症や心筋梗塞などの循環器系疾患、糖尿病などの代謝系疾患を招き、最悪の場合、突然死...
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夜中に何度も目覚めてしまう人は就寝時間を遅らせる
一晩に何度も目覚めてしまって、いつも寝不足な気がする……。中高年になるとグッと増える睡眠の悩みです。 われわれは年を取ると必要な睡眠時間が少なくなっていき、「睡眠―覚醒リズム」の幅も小さくなります。ですから、夜中に目覚める「...
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いびき解消「3つのメソッド」で自分で治すことを目指す
軽症者や自覚症状のない予備軍も含めると、日本人の5人に1人が患っているという、睡眠時無呼吸症候群(SAS)。日本睡眠学会専門医で「RESM新横浜」(神奈川県横浜市)の白濱龍太郎院長は言う。 「SASのサインであるいびきを放置し...
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睡眠の満足度を上げるために注意するべき「3つの行動」
睡眠の「質」や「時間」に問題がなくても、本人の「満足度」が低いと睡眠の悩みは続きます。とくに若い頃よりも必要な睡眠時間が短くなっている中高年の場合は不満が募りやすく、満足度を高めるために具体的な対策が重要になります。 睡眠外...
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本当はこわい「いびき」の真実…睡眠の専門医が警鐘鳴らす
「いびきを指摘されて悩んでいる」「家族のいびきがうるさくて眠れない」こんな経験をしている人は多いだろう。いびきは、単純に「うるさいもの」「迷惑なもの」と考えられがちだが、実は体や心のさまざまなところにダメージを与えてしまう、怖いもので...
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睡眠の質低下を改善する7つのポイントでコロナに負けない
新型コロナウイルス対策による生活の変化で、睡眠の質が低下した人も多いのでは? よくある行動パターンが睡眠にどう影響を与えるのか、国際医療福祉大学熱海病院検査部・〆谷直人部長に話を聞いた。 ★通勤時間がなくなり、夜更かしをしてし...
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睡眠は年齢によって変化 若い頃のように長時間は必要ない
「若い頃のように長時間ぐっすり眠れなくなった……」 加齢とともに睡眠の悩みを抱えている中高年の方はたくさんいます。それが原因で不眠症になってしまうケースもあるので軽視はできませんが、見当違いの解消法に振り回されて悪循環に陥って...
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新型コロナには睡眠で勝つ 長引く外出自粛で心の不調続出
新型コロナウイルス対策で長引く外出自粛やテレワークにより、メンタル不調を訴える人が続出している。「コロナ疲れ」や「コロナうつ」といった言葉が広く使われ、メンタルヘルスに関わる相談も急増している。そのまま放置していると心身ともに深刻な...
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コロナ鬱が続出 睡眠障害を吹き飛ばす安眠5カ条
世界中がコロナ禍に振り回され、日本では7日に緊急事態宣言が発令された。「コロナに感染するのが怖い」「感染していて他人にうつしたら申し訳ない」「歩いている人がすべて感染者に見える」とメンタルが疲弊してしまい、そして「ますます眠れなくな...
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骨<下>骨折で寝たきりにならない栄養・運動・睡眠のコツ
骨は40代以降になると、加齢とともにだんだん弱くなる。新しい骨と古い骨を入れ替えるために行われている、骨を作る「骨形成」と骨を壊す「骨吸収」の骨代謝のバランスが崩れていくからだ。それを維持するためには、バランスの取れた食事と運動、規...
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30代の平均睡眠時間「6時間未満」は47% 日本人は眠れない
ぐっすり眠りたい――。これは、サラリーマン共通の夢か。厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2018年)によると、ぐっすり眠れない日本人の多さに驚かざるを得ない。 同調査では性別・年齢別に「1日の平均睡眠時間」(20歳以上)を...
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睡眠時間が短いと夕食後のカロリー摂取と体重が増える
患者さんによく言っていることのひとつが、「睡眠をしっかり取ってください。質の良い睡眠を取れるようにしてください」です。なぜなら、慢性的な睡眠不足が、糖尿病や肥満のリスクを上げることは研究ではっきりと分かっているから。 中には...
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睡眠障害からくる不整脈は原因から対処してくれる施設を選ぶ
女性に多く見られる心臓疾患として、前回は「大動脈弁狭窄症」を取り上げました。これは、「退行変性」と呼ばれる加齢に伴って生じる変化の影響で引き起こされるケースが多い疾患といえます。 女性に多い心臓疾患には、そうしたパターンでは...