プロツアー激辛情報
-
全英OP予選通過は松山英樹と桂川有人だけ…日本国内での「経験」はメジャーでは通用しない
海に面したリンクスでの全英オープンは、昨日今日始まったわけでもないのに、日本人選手はいまだにリンクスの本質を理解できていないのはどうしてだろう? 今年は150回の記念大会であり、聖地といわれ…
-
全英OPのリンクスで戦うには「上げる空中戦」ではなく「転がす地上戦」を
今週はゴルフの聖地と呼ばれる世界最古のセントアンドルーズ・オールドコースで全英オープンが開催される。日本勢は松山英樹ら6選手が出場する。 会場はスコットランドの海沿いの砂丘に広がるリンクスコ…
-
西郷真央は全米でディボット跡に苦戦…世界で戦える選手が生まれない理由は練習にあり
今年の「全米女子プロゴルフ選手権」で通算4オーバー・30位に終わった西郷真央が、「ドライバーショットが何度もディボット跡に入っていた」と言った記事を見た。 ディボット跡とはアイアンショットな…
-
どうにも腑に落ちない渋野日向子の全米女子プロ棄権 勝ちたいなら米国に腰を据えるべき
全米女子プロゴルフ選手権の2日目を通算3オーバー54位のカットライン上で予選通過した渋野日向子だったが、体調不良のため決勝ラウンドを棄権した。3日目の朝、練習場でボールを数発打ったところで棄権を決断…
-
メジャー予選落ち続出する日本人選手…足りないのは技術か頭脳か、ゴルフは不向きなのか
今年の全米オープンは松山英樹が最終日にベストスコア65をマークして通算3アンダーまでスコアを伸ばし4位に入った。 しかし、松山以外、6人の日本選手は決勝ラウンドに進むことができなかった。今に…
-
もう誰も驚かない国内男子ツアーの凋落…スターは生まれず、今や優勝賞金も女子が高額
AON(青木功、尾崎将司、中嶋常幸)が男子ツアーで三つ巴の激戦を繰り広げていた頃は、女子ツアーを取材に行くことはめったになかった。AON全盛の1982年は年間46試合もあって、年間の賞金総額も欧米の…
-
全米女子OP予選通過は5人のみ…タフなメジャー会場を攻略できない日本選手の限界
今年の「全米女子オープン」は米ノースカロライナ州のパインニードルズ・ロッジ&ゴルフクラブ(6638ヤード・パー71)で開催された。 日本選手は15人が出場し、予選を通ったのは5人だけ。昨年大…
-
ミズノOPは全滅…日本人プロは世界で戦うドライバーショットを知らなすぎる
上位4人までがメジャーの全英オープンに出場できるミズノオープンで日本選手は全滅した。なんと5位にも入れなかった。 全英オープンは風の強いリンクスで開催されることが多いので、「~全英への道~ミ…
-
渋野日向子の課題は“里心”? 国内には目もくれず米女子ツアーに専念すべき
昨年12月に米女子ツアーの出場資格を得た渋野日向子は開幕早々好調なスタートを切っている。 4月のメジャー第1戦「シェブロン選手権」は4位。続く「ロッテ選手権」では優勝を争って2位だった。 …
-
星野陸也に欲しいのは米ツアーで通用するドローボール 大洗GCのプレーを見て思った
先週の男子ツアー・アジアパシフィックオープン・ダイヤモンドカップは大洗ゴルフ倶楽部(茨城)で開催された。巨匠・井上誠一の最高傑作といわれているコースで、今年は7163ヤード・パー70。非常にタフなコ…
-
JGAが選手会の提案を受け入れコースを優しく…だから日本では世界で勝てる選手が育たない
ゴルフは人間が相手ではなくゴルフコースとの戦いである。だからタフなコースで試合を開催しないと強い選手は育たない。当然のことである。 AON(青木功、尾崎将司、中嶋常幸)が三つ巴の激戦を繰り広…
-
JGAは日本ゴルフ界の発展を真剣に考え、本腰を入れて取り組んでいるのか
今週、月曜日のスポーツ各紙を見て驚いた。どの紙面も最終日が雨で中止になりプレーオフだけ行われた女子ツアー「富士通レディース」が1面を大きく飾り、男子の「日本オープン」は片隅に小さく追いやられていた。…
-
石川遼はどう聞く?ベン・ホーガンの「不振は髪を伸ばしているからだ」
今シーズン、男子ツアーが始まって間もなく、石川遼を見たとき、「これは誰だ?」と、一瞬、目を疑った。 髪を長く伸ばしたりヒゲを生やしたりしてイメージがだいぶ変わってしまっていたからだ。 …
-
厳しいコース設定でなければ日本女子ツアーのレベルは上がらず、世界では戦えない
ゴルフはコースとの戦いである。今年の日本女子オープン会場は井上誠一設計の烏山城CC(栃木)であり、打ち上げ、打ち下ろしのホールが多い。 ほとんどのホールはグリーンが砲台状にせり上がっている。…
-
男子ツアーの衰退を止めるにはプロ一人一人の自覚が不可欠
男子ツアーの劣化が止まらない。先週の「KBCオーガスタ」は冠スポンサー(特別協賛会社)が定着しないので主催者も大会を続けるのに苦労しているようだ。 5年ほど前に変わったばかりだと思っていた冠…
-
東京五輪でメダルを「手にした」稲見萌寧と「逃した」畑岡奈紗の大きな違い
米LPGAツアー4勝を挙げ、世界ランキングの日本人選手上位を守り続けてきた畑岡奈紗には、金メダルしか頭になかったはずだ。 今年は6月の全米女子オープンで笹生優花とのプレーオフに敗れはしたが2…
-
五輪メダル逃した松山英樹の敗因は「入るようなパットをしていない」こと
松山英樹は東京五輪ゴルフ競技会場(埼玉・霞ケ関CC)をジュニア時代からよくラウンドしていた。2009年日本ジュニア選手権優勝や、初めてマスターズ出場権を獲得した10年アジア・パシフィックアマチュア選…
-
渋野日向子は今のスイングでは今後も米ツアーでは戦えない
笹生優花が、大会最年少記録を更新して勝った今年の「全米女子オープン」。会場はサンフランシスコ郊外のオリンピッククラブ・レイクコースだ。1987年に現地に赴き、「全米オープン」を取材して、試合翌日にプ…
-
渋野日向子が取り組むスイング改造 米ツアー優勝は困難だ
飛球線後方から見た渋野日向子の新旧トップスイングを比べると、以前はスイングプレーン上にバックスイングしていた。 ところが今ではシャフトを寝かせて、とんでもないフラットなバックスイングに変えて…
-
目に力なし 日本ツアーには必死な形相で戦うプロがいない
ツアー会場へ取材に行くとき、必ず双眼鏡を持っていく。 どうしてかというと、試合中の選手の目を見たいからだ。 球技といえば、ほとんどが1個のボールをめぐる攻防戦であるが、ゴルフは全員…