メジャー予選落ち続出する日本人選手…足りないのは技術か頭脳か、ゴルフは不向きなのか
今年の全米オープンは松山英樹が最終日にベストスコア65をマークして通算3アンダーまでスコアを伸ばし4位に入った。
しかし、松山以外、6人の日本選手は決勝ラウンドに進むことができなかった。今に始まったことではないが、メジャーで活躍できないのはどうしてなのだろう? と常々感じている。毎年、多くの日本選手が予選落ち。ゴルフというゲームは日本人には向いていないのではないか?と心配になる。
かつて韓国の朴セリがアメリカに行き、いきなり全米女子オープンと全米女子プロに勝ったとき、「韓国にはアメリカのようなタフなコースはないと思うのだが、どうして勝てたのか。朴セリの後を追ってアメリカに渡った選手が次々に勝てたのはどうしてか?」と、韓国でゴルフ指導に当たる人に聞いてみたことがある。
「タフなコースで試合をやらないと強い選手は育たないと、日本では思っているようだ。しかし、ゴルフは理論的に正しいスイングを教えて練習して体で覚えてしまえば、あとはコースマネジメントさえよければどこへ行っても勝てる」