渋野日向子の課題は“里心”? 国内には目もくれず米女子ツアーに専念すべき
昨年12月に米女子ツアーの出場資格を得た渋野日向子は開幕早々好調なスタートを切っている。
4月のメジャー第1戦「シェブロン選手権」は4位。続く「ロッテ選手権」では優勝を争って2位だった。
出場した7試合を終えた時点でトップ10入り3回、予選落ちは1回だけと、早くも来季のシード権をほぼ手中にしている。
そして6月の第1週には、昨年、笹生優花と畑岡奈紗がプレーオフを戦って沸かせたメジャー第2戦「全米女子オープン」(2日開幕)がある。
昨年、渋野はカットラインに1打足りずに予選落ちだった。
しかし、今年は米女子ツアーの一員として出場するのだから、昨年とは気持ちもまったく違うだろう。シーズン初めから好調なスタートを切っているので、落ち着いて臨めるはずだ。
5月は試合を休んで一息入れて、メジャーに向けて入念に調整しているのだと思っていた。ところが何と帰国してブリヂストンレディスオープンに出場すると聞いてびっくりした。