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菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

渋野日向子の課題は“里心”? 国内には目もくれず米女子ツアーに専念すべき

公開日: 更新日:

 昨年12月に米女子ツアーの出場資格を得た渋野日向子は開幕早々好調なスタートを切っている。

 4月のメジャー第1戦「シェブロン選手権」は4位。続く「ロッテ選手権」では優勝を争って2位だった。

 出場した7試合を終えた時点でトップ10入り3回、予選落ちは1回だけと、早くも来季のシード権をほぼ手中にしている。

 そして6月の第1週には、昨年、笹生優花畑岡奈紗がプレーオフを戦って沸かせたメジャー第2戦「全米女子オープン」(2日開幕)がある。

 昨年、渋野はカットラインに1打足りずに予選落ちだった。

 しかし、今年は米女子ツアーの一員として出場するのだから、昨年とは気持ちもまったく違うだろう。シーズン初めから好調なスタートを切っているので、落ち着いて臨めるはずだ。

 5月は試合を休んで一息入れて、メジャーに向けて入念に調整しているのだと思っていた。ところが何と帰国してブリヂストンレディスオープンに出場すると聞いてびっくりした。

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