独白 愉快な“病人”たち
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松枝茂房さん 週1回の加圧トレーニングで叶えたプロ復帰
特発性左大腿骨頭壊死と診断されたとき、医師からは「プロボウラーを続けるのは無理でしょう」と言われました。でも、3年後に「トーナメント出場順位決定戦」で復帰。64歳の今もプロインストラクターとしてボウ…
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水前寺清子さんが語る「脊椎管狭窄症」を克服するまで
デビューしたての20歳の時に左膝腱脱臼、盲腸と続いたくらいで、大きな手術は2年前の腰の手術ぐらいです。私は人間ドックもこれまで1回しか受けたことがなくて、健康のために養生するとかはまったくしないタイ…
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始まりはK-1時代 角田信朗さんは過食症に10年悩んだ
過食がピークだったころ、試合が終わった後はビールをジョッキ3杯から始まって、客単価が1000円ぐらいのお店で8000円ぐらいは食べていました。お腹がパンパンで苦しくなるまで食べてから、さらにコンビニ…
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九里千春さん 1日3回、10回ずつ肛門を締めて“のぼせ”克服
51歳で夫を亡くしたのをきっかけに、心身のバランスを崩したのが更年期障害の始まりだったのかもしれません。もともとヒマが嫌いで、仕事もみっちり入れるタイプだったんです。それが仕事もせず、主人の位牌を眺…
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「言葉が出ない…」 髙山善廣さんが脳梗塞体験を語る
脳梗塞を経験するまでは、「何があっても俺は大丈夫だ」とタカをくくっていました。でも、やっぱり俺でも、何かあれば大丈夫じゃないんだなと思いましたね(笑い)。 倒れたのは2004年8月8日、大阪…
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女優・高樹澪さん 「片側顔面けいれん」からの回復を語る
35~36歳のころでした。汗が止まらなくなったり、視力が落ちたりといったことが立て続けに起こり、顔の右半分がけいれんを起こしたんです。 最初は肉体疲労による緊張なのかと思い、目を冷やす、リラ…
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声優・真山亜子さんは32歳でベーチェット病・クローン病に
42歳で「オストメート」になりました。といっても、わかる人は少ないかもしれませんね。人工肛門や人工膀胱を付けている人をそう呼ぶのですが、私は大腸と小腸にストーマ(人工肛門)がついています。 …
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アッシャー症候群のジョー・ミルンさんは聾盲者メンターに
私の耳が聞こえていないと母が気づいたのは、生後16カ月の時だったそうです。補聴器をつけても、かすかな振動の違いを感じるだけで音は聞こえません。 しかし、母は、姉や妹と同じようにかわいい服を私…
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うつ病をねじ伏せた コラムニスト・勝谷誠彦さんの考え方
ある朝、ガツンときました。急に何の前触れもなく、金縛りにあったように体が動かなくて、ベッドから起き上がることができなかったんです。 うつ病は“心の病気”だから、ふさぎ込んだり眠れないといった…
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川村ひかるさん 2つの病気をきっかけに「ABC論」を実践
めまい、動悸、のぼせ、突然汗が出るなど、体調に急な変化が起きたのは31歳の時です。24歳で子宮内膜症も経験しているのですが、今まで体験したことのない症状でした。髪は抜け、ドライマウスで、肌はカサカサ…
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作家・村野正好さん 乳がんで「なぜ男性が?」の重圧感じ
男性の乳がんの罹患率は、女性の200~300分の1ほどらしいです。多くの人が「乳がんは女性の病気」と思い込んでいますし、男性の大半はまさか自分が乳がんになろうとは思いもせずに生きているはずです。だか…
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結核、紫斑病乗り越えた 医師・梅木信子さんの長寿の秘訣
最初の大きな病気は、大学卒業間際の23歳のときにかかった「結核」でした。わが家は、姉、母、弟とみな結核を患ったので、看病していた私ももらったんだと思います。レントゲンを撮ったら肺に空洞が見つかり、医…
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タレント生稲晃子さん 焦りと恐怖が高まったがんの再々発
ここ5年の間に、組織検査のための部分切除も含め、5回も手術を受けました。右胸の全摘出はさすがにショックでしたけど、さらに強烈だったのは乳房再建のために皮膚を伸ばす際の痛みでした。もう、再建を後悔した…
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作家・なかにし礼さん救った執刀医のひらめきと“神の一手”
1回目のがんの時は、「勝った勝った」とまるで子供でしたね。でも、相手は手ごわかった。 最初は食道がんで、2012年、74歳の時でした。口臭が気になるようになり、歯磨きをして口をゆすぐと、吐き…
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大桃美代子さん 原稿の一部がぽっかり見えなくなり手術を決意
60歳を越える7~8割の人は白内障だと聞いています。でも、まさか40代で自分がそうなるとは思ってもいませんでした。 眼科を受診したのは2013年2月でした。目に違和感があって、手でこすったら…
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元ラグビーA日本代表・酒井宏之さん(43)精巣がん
2005年に、大学の後輩でラグビー選手の生沼元が精巣がんで亡くなったんです。現役選手だった彼が26歳で亡くなったことに驚き、引退後に俳優として活動していた僕も検査を受けに行きました。彼の死の直後から…
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エッセイスト・岸本葉子さん(54)虫垂がん
大腸がんの一種である「虫垂がん」の手術をしたのは2001年10月、40歳の時でした。一般的に「盲腸」といわれる虫垂炎の、あの虫垂です。そこにがんが見つかるのはとても珍しくて、大腸がん全体の1%に満た…
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医師・精神科医 宮島賢也さん(42)うつ病
医師国家試験に合格し、母校の防衛医大に研修医として勤務を始めて2年目のことです。当時26歳の私は、内科救急である循環器内科を専門にしたいと考えており、その研修2カ月目に入っていました。 ■研修…
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歌手・米良美一さん(44)くも膜下出血
くも膜下出血というと激しい頭痛に襲われるとよくいわれますけれど、僕の場合、倒れる前の記憶がほとんどないんです。 「予兆」と呼べるようなものもなくて、気づいたら病院でした。 倒れたのは2…
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エッセイスト・スエノブ由美子さん(48)子宮がん
結婚2年目の5月、41歳の時のことです。友人とのカリフォルニア旅行中、1週間の滞在の間、ずっと体がだるく何もできなかったんです。何度も何度も尿意を催すけれど出ない。 しかも、血尿も出て。自宅…