独白 愉快な“病人”たち
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胃がん経験した横島亘さん 「患者は黙ってちゃいけない」
2011年の4月、胃がんの初期と告知されて、腹腔鏡手術で胃の3分の2を切除する手術を受けました。医師からは「1週間でゴルフもできますよ」なんて言われて、「なんだ、そんなもんか」と気楽に考えていたんで…
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メモ持参で迷い払拭 園田マイコさん流「乳がんとの向き合い方」
乳がんと診断されたのは、2008年10月でした。母が乳がんを発症していたので、「もしかしたら、自分も……」という気持ちがあって、普段からよくリンパに近い脇の下あたりを自己触診していたんです。その日、…
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大谷昭宏さん 病気で「死」に対する心持ちが変わった
自分が肝内胆管がんなのだと分かったときは、正直「やばい」という思いはありました。といっても遺書を書くなんてことは考えなかったですけど、「自分の死」を身近に感じたことは確かです。 幸い早期に見…
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相島一之さん 痔のクリニックで「厄介な病気」と言われ…
「GIST」という耳馴染みのない病気になりまして、手術からもう8年になります。ありがたいことに今は何事もなかったかのように過ごしていますが、一時は「死ぬのかな」なんてことを思ったりもしました。 …
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夏目亜季さん 「お母さんを呼んで」でよほど悪いと察した
今年は3月から5月上旬まで、持病の全身性エリテマトーデスの症状のひとつ、自己免疫性溶血性貧血が悪化して入院していました。退院しても「プレドニン」という薬の副作用で、この夏は今まで以上にムーンフェース…
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渡部又兵衛さん 膝下切断の告知に思わず「舞台立てます?」
みんなに「糖尿病合併症のデパート」と言われるくらい、神経障害から白内障、腎不全、壊疽までなんでも経験しました。2004年には、ついに左足の膝から下を切断するはめに。今も週3回の人工透析をはじめ、あれ…
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「先生とは好相性でした」 山田邦子さん乳がん闘病を語る
病気がわかったきっかけは、出演したテレビの健康番組です。番組でやった「自分で乳がんを見つける方法」を試しに家でやってみたらコリッとしたものがあったので、番組でお世話になった女医先生のところで診察を受…
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北川裕二さん 1000人に1人確率で起こる薬の副作用で肺炎に
去年の8月末に血便が出て、最初は「痔」だと思っていたんです。でも、お尻を拭くと鮮血がつくし、血液の量も多い。しかも、それが20日間続いたので、さすがにこれはマズいと思って病院に行きました。すると、痔…
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俳優・声優の田中正彦さん 主治医の言葉で胃がん手術決意
2014年の4月末、人間ドックを受ける数日前に、友人と福岡でめちゃくちゃ飲んだんです。飲み過ぎて胃が痛かったので、検査の日も“こりゃ胃炎と言われて再検査になるだろう”とは思っていました。それがまさか…
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脳梗塞を経験したシェリーさん 「生きてるだけで丸儲け」
うちは父が42歳で脳出血で他界。母は59歳で脳梗塞で倒れて、11年介護ののち他界。妹は36歳でくも膜下出血を起こし、今も高次脳機能障害を抱えています。そんな家系なので、私も脳についてはことさら用心し…
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歌えなくなったら…木山裕策さんの運命変えた後悔と挑戦
この病気になるまで大病の経験もなく、毎年、健康診断ではオールA。自覚症状はなにもありませんでした。健康なはずの私は、いきなり「がん」と言われて、急に頭がおかしくなってしまったんです(笑い)。でも、頭…
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映画監督・俳優の佐野和宏さん 下咽頭がんから復帰まで3年
覚悟して病院に行ったので、「ステージ4の下咽頭がん」と宣告されても驚きはなかったですね。 体に異変があったのは5年前。へんとう炎みたいな感じで、ちょっとのみ込みにくくなった。でも、そのうち治…
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即死レベルから11年 小西博之さんががんを受け入れるまで
今の僕があるのは欽ちゃん(萩本欽一氏)のおかげです。かつて、欽ちゃんから教わった「人生の幸と不幸は50対50」という言葉がすべてだと思っています。生きていれば半分は悪いことが起こる。でもそれを受け入…
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歌手・大江裕さん 「パニック障害」克服までを語る
中学生の頃から、自分で老人ホームにお願いして歌わせてもらう機会をつくり、週末の予定は歌でびっしり埋まっていました。それが18歳で憧れの北島三郎さんの事務所に入り、すぐデビューですから、毎日仕事がうれ…
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ボートレーサー倉持莉々さん 入学直前ホジキンリンパ腫に
「ホジキンリンパ腫」という診断を受け、それがどんな病気か医師から説明を受けたときは泣きました。倍率約40倍のボートレーサー養成学校「やまと学校」へ入学するほんの1週間前のことだったからです。もうキャリ…
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作詞・作曲家の中村泰士さん 「嫌な性格」はうつ病が原因
「中村さん、俺のこと嫌いなんか? 何が偉いねん。絶対おかしいから精神科行け!」 36歳のとき、大阪のテレビ局のプロデューサーが東京に来るというので、東京駅まで迎えに行き、六本木で夕飯を食べ、さ…
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西山麗さんは大動脈弁狭窄・閉鎖不全症 14歳で最初の手術
以前、北京五輪で獲得した金メダルを持参して、病気の子供たちに見せに行ったら、すごく喜んでくれたんです。病気を抱えた子供、とくに私と同じ病気の子供たちに希望を与えたい――。それは、この病気を持っている…
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三笠優子さん マッサージ師に指摘され病院に駆け込んだ
60歳の時に髄膜炎で命を落としかけましてね。「助かるのは4分の1、助かっても後遺症で仕事に戻れないかも」と医師には言われましたが、5カ月でNHKの「歌謡コンサート」に復帰しました。 “もうない…
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内藤やす子さんは公演中に脳出血 倒れて数年間の記憶なし
倒れたときのことはおろか、その数年前からの記憶もおぼろげなんです。 幼いころの記憶は鮮明ですが、自分が歌手だった過去もあまり思い出せなくて、私、公演中に倒れたんですってね(笑い)。それからど…
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医師・僧侶の田中雅博さんは娘が強制した検査ですい臓発覚
2年前、すい臓がんがわかったときはステージⅣb。生存率の中央値によると、余命は半年~1年ぐらいでした。 自覚症状はまったくありませんでした。 「たまには検査をしなさいよ」と娘に言われ、…