俳優ふせえりさん 亡き父と約束したガルシア・マルケス「百年の孤独」読破
ふせえりさん(俳優)
10月からも新ドラマなどで忙しい、ふせえりさんの「死ぬまでにやりたいこと」は、今年文庫化され異例のベストセラーとなっている世界的な文学の読破。亡き父親との約束だという。
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ガルシア・マルケスの「百年の孤独」は20代の頃に父親から「これは読まなきゃいけない!」と渡された本なんですよ。うちの父親は「世界の文学は読まなきゃダメだ」といつも言っていたくらいすごく本を読む人でしたから。
そんな父から渡されたのがハードカバーの「百年の孤独」。当時はまだ刊行して10年ほどで現代文学の先端だったんですよね。
でも、いざ読もうとすると2段組みで字が小さい。登場人物の名前はカタカナで覚えられない。もう最初の方でストーリーをイメージしづらくて入り込めず「もうダメだ」とすぐ挫折しました(笑)。