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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

ワクチン未接種はレストランに入れない…見えてきたアメリカの「ニューノーマル」

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 アメリカでは目標より1カ月遅れて、ついに一度でもワクチンを接種した成人が7割を超えました。一方で新規感染者が再び1日10万人に迫り(8月5日現在)、その9割以上がデルタ株とされています。ワクチン接種が遅れる南部の州を中心に急拡大し医療が逼迫する一方で、北部のニューヨーク州などではワクチン接種が進み、9月の新入学シーズンに向けての「ニューノーマル」が姿を現し始めています。

 そしてそのカギとなるのもやはりワクチンです。新学期を迎えるニューヨーク市の公立校では、12歳以上の生徒に対し、対面授業に出るためのワクチン接種を義務付けています。新学期に間に合わせるためには、1回目の接種を8月7日までに必ず済ませるようにという呼びかけがされていました。

 またアメリカの9月といえば多くのイベントが開催されることでも知られていますが、特に切望されているのがブロードウェーの再開です。2020年3月以来1年半、幕を下ろしていた劇場が9月に一斉オープン。観客はワクチン接種または陰性証明が必須となります。

 しかし、こうしたプランがデルタ株のためにすでに変更を余儀なくされています。

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