コロナワクチン開発製造で米国に「新ワクチン・ビリオネア」誕生
米フォーブス誌が選ぶ最もリッチなアメリカ人400人が発表され、新型コロナワクチンの開発製造会社・モデルナの会長ら3人が新たにリスト入りしたことがわかり話題になっています。
フォーブス誌の400人に新たに入ったのは、モデルナ社の共同創立者でもあるヌバー・アフェヤン会長(5500億円・212位)、同じく共同創立者でマサチューセッツ工科大学のロバート・ランガー教授(5470億円・222位)、創設期の投資家でハーバード大学医学部のティモシー・スプリンガー教授(6600億円・176位)の3人です。
モデルナ社はファイザー社、ジョンソン&ジョンソン社とともにアメリカで認可されている3つのコロナワクチンの1つを製造していますが、開発研究のためにアメリカ政府から1100億円の資金の提供を受け、製造販売している製品はコロナワクチンのみとなっています。
しかし、アメリカ、日本を含む世界40カ国でこれまでに2億8000万回分が接種されたとみられ、この夏の段階で会社としての評価額は11兆円に跳ね上がり、株価も1年前に比べて4倍にまで高騰しました。