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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

合意なくコンドームを外すのは違法 米カリフォルニアで法律が成立

公開日: 更新日:

 性行為中に合意なくコンドームを外す行為「ステルシング」を違法とする法律がカリフォルニア州議会で成立し、話題になっています。

 調査によれば、世界の女性の3人に1人、男性の5人に1人がステルシングを経験しているといいます。ドイツ、イギリス、シンガポールなどの国ではすでに違法ですが、アメリカでの法制化は初めてです。

 双方の合意のもとに行われていたセックスで勝手にコンドームを外すことは、モラルの問題だけではなく性暴力と同様の犯罪という判断で、10月に施行されればステルシングを行った相手を訴えられるようになります。

 この法律のもとになったのは、2017年に法律専門誌に掲載されたエール大学の法科生アレクサンドラ・ブロードスキーさんの論文です。ステルシングは相手を妊娠や感染症のリスクにさらし、尊厳と自主性を侵害する、新しい形のレイプだと論文は主張しています。また、男性がリスクを知りながらステルシングを行ってしまう理由のひとつとして、潜在的に女性を自分の所有物と考えているからとする専門家もいます。

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