アメリカ新学期の子供たちがハマる、パンデミック時代の意外なおもちゃ
アメリカでは9月は新学年になる季節。「バック・トゥー・スクール・シーズン」と呼ばれ、親たちは学用品、バックパック、服などを新しく買いそろえます。今年の金額は昨年より6000円以上多い1人当たり9万円とみられ、経済効果も期待されています。
その中でパンデミックならではの必需品はもちろんマスクです。好みや個性に合わせたデザインのマスクに加え、なくさないように首から吊るすマスクチェーンもトレンドアイテム。特に女の子にはカラフルなビーズでできたチェーンが大人気です。
そして意外なヒット商品が「ポップ・イット」というおもちゃです。
壊れものを包むプチプチと呼ばれる梱包材を指で潰すのが好きな方も多いと思いますが、あれをそのままおもちゃにしたのが「ポップ・イット」。日本にもかつて「無限プチプチ」というおもちゃがあったそうですが、アメリカ版はそれより大きく、手のひらサイズのプラスチックの基盤に20個くらいのプチプチボタンが付いています。種類も無限で、カラフルなボタンが付いた基盤はハートからペガサスまであらゆる形やデザインがあり、携帯ケースのバージョンも人気です。