専門医が教える パンツの中の秘密
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ED治療薬の意外な効能 元気になるのは男性機能だけではない
中年以降の男性にとって、加齢に伴う一大関心事は「ED(勃起障害)」ではないでしょうか。朝立ちがなくなったり、性交の途中に「中折れ」したりします。何よりショックなのは「男性としての自信を失う」ことです…
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女性は20分以上の刺激と興奮が必要 男女で異なるオーガズム
「オーガズム(性的絶頂)」とは、性交による累積された性的緊張から突然解放されることで、強い快感を生み、その後、弛緩状態に至ることを指します。いわゆる「イク」と表現される感覚です。男女ともにオーガズムは…
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コンドームの落とし穴 使用期限や保管場所に注意しないと…
コンドームは最も身近な「避妊具」であり、性感染症を予防する「医療器具」でもあります。しかし、どちらも確実に防げるわけではありません。使い方は簡単に思えるかもしれませんが、意外と勘違いしていたり、ちょ…
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LOH症候群 ストレスが男性ホルモンの減少に拍車をかける
男性は中年以降になると「勃起が弱い」「朝立ちがない」「性欲減退」「トイレ(尿)が近い」などの症状を感じる人が増えてきます。「それは年だから仕方がない」と、ひと言ですませてしまう人も多いことでしょう。…
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AI搭載のセックスロボット 50年後は一般的になるとの予想も
男性用のマスターベーションのデバイス(道具)として、等身大の女性を模した人形の「ダッチワイフ」があります。風船式、ぬいぐるみ式、ソフトビニール製など、素材や作りはさまざまです。また、シリコーン製で数…
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早漏を改善する2つの訓練法 女性の望む持続時間は9.7分
セックスの不満のひとつに、男性の「早漏」が挙げられます。射精の時間を自分でコントロールできずに、希望時間よりも早く射精してしまう状態です。では、医師が治療の対象とする早漏とは、どれくらい早く射精して…
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性器や喉だけじゃない 目にうつる性感染症は誤診も多い
性感染症の感染部位は、何も性器だけではありません。よく知られるのは、オーラルセックス(口腔性交)によって、特に女性の咽頭に感染するケースです。喉に感染しても発赤や腫れなど自覚症状がほとんどないので、…
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トイレで用を足したとたんに…「排尿失神」のメカニズム
夜、ビールなどを大量に飲んだ後、トイレで尿を出したとたんに失神を起こすことがあります。これを「排尿失神」といいます。排尿が失神の引き金(誘因)になることがあるのです。 「失神」とは、脳全体の血…
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女性に多いセックス後の「頻尿」には意外な病気が潜む
セックスをした後に、やたらとトイレが近くなるという女性が結構多くいます。この「セックス後の頻尿」が、なぜ起こるのかご存じでしょうか。それは本人が「尿道炎」や「膀胱(ぼうこう)炎」を起こしていることに…
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セックスの運動強度は心臓が壊れるくらい激しいものなのか
セックスは、どれくらいの運動に相当するのでしょうか。医師から「心臓が悪い」と言われている人の中には、不安に思っている人もいることでしょう。心疾患の病態や程度は患者さんによってさまざまですので、「セッ…
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週2回以上で…中高年が知っておきたいセックスの健康効果
セックスの頻度は年をとるほど減る傾向にあります。しかし、海外の研究では、セックスを継続することによるさまざまな健康効果が報告されています。いくつか紹介しましょう。 米国のニューイングランド研…
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性的相性に関係 スムーズな「体位」は年齢により変化する
パートナーとのセックスの相性が「いい」「悪い」は、何をポイントに判断されていますか? 「体が合う」「合わない」といった場合、「スムーズに挿入できない」「挿入できても動きがギクシャクしてしまう」…
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昭和の農村では日常だった 女性の「立ち小便」と専用小便器
男性のペニスは、実に機能性に優れています。それは「立ち小便」ができるからです。公衆トイレでは、ズボンのチャックを下ろすだけで素早く用を足すことができ、女子トイレのように行列に悩まされることはめったに…
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卵巣がんを予防する効果も 「ピル」の意外な効能と副作用
女性が主体的に取り組める避妊法に「ピル(経口避妊薬)」の服用があります。 ピルには、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類の女性ホルモンが配合されていま…
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【細菌性腟症】腟内善玉菌が減ると発症し灰白色のオリモノが
「腸内フローラ」や「口腔内フローラ」という言葉を聞いたことがあると思います。 「フローラ」を直訳すると「お花畑」ですが、腸内や口腔内で使われるフローラは細菌の集団を意味する「細菌叢(そう)」のこ…
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7月に新たに承認されたHPV9価ワクチンの実力と泣きどころ
性器に先のとがった小さなイボがたくさんできる性感染症として「尖圭(せんけい)コンジローマ」がよく知られています。原因の病原体は「ヒトパピローマウイルス(HPV)」です。人の体にできるウイルス性のイボ…
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梅毒は室町時代に上陸して大流行…日本の性感染症の変遷
性感染症は、人類の繁栄と共に蔓延(まんえん)してきた病気です。古くから恐れられていた「梅毒」は、コロンブス一行が1492年(日本では戦国時代)、新大陸を発見した際に「原住民の風土病」を欧州に持ち帰っ…
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近年注目される「髄膜炎菌性尿道炎」症状は淋病にそっくり
「髄膜炎菌」という病原体をご存じでしょうか。髄膜炎を引き起こす細菌であることは間違いありませんが、髄膜炎は髄膜炎菌だけが原因で起こるわけではありません。髄膜炎は、細菌が原因の「細菌性髄膜炎」と、その他…
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コンドームの分類は「管理医療器具」重要性を見直すべき
コンドームの効能・効果は「避妊」と「性感染症予防」にあることは、ご存じの通りです。しかし、薬機法(旧・薬事法)の医療機器に該当し、「管理医療機器」に分類されていることを知らない人は多いと思います。 …
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尿道炎を起こすプラズマ感染症 近年になって原因菌を特定
尿道炎は、尿道に病原体が感染して炎症を起こした病態です。その原因は細菌の一種である「クラミジア」と「淋菌」で約70%を占めます。それ以外の原因で起きている尿道炎は「非クラミジア性非淋菌性尿道炎」と分…