「ドクター徳田安春の養生訓」徳田安春著

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 生まれ育った沖縄で医師となり、“世界一の長寿集団”といわれてきた沖縄県民の健康変化をリアルタイムで目撃してきた著者が、健康長寿を実現するためのヒントを伝授する。

 高齢になっても寝たきりにならずに過ごすためには、筋肉量を増やすことが大切だ。基礎代謝が増えて肥満になりにくくなるばかりではなく、歩行中に転倒しにくくなり、歩行速度も速くなって血行も良くなる。筋肉量を増やすには、室内でも手軽にできるダンベル運動を、週に3回程度行うのがお勧め。ダンベルの重さは男性なら1キロ、女性なら750グラムが適している。

 他にも、クッションを3つ使って姿勢をキープするうつぶせ寝健康法、前立腺がんの予防につながる大豆食品のすすめ、笑いの効能なども紹介する。(西村書店 1000円+税)


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