「本当は怖い食べ物の賞味期限」愛食舎監修
ペットボトルの水やお茶を飲むとき、注ぎ口に直接口をつけて飲んでいる人がほとんどだろう。しかし、実は気温15~30度では、わずか2時間で雑菌が繁殖し、飲用に適さない状態になるという。本書では、開封後や使いかけのさまざまな食品について、その「リミット」を明らかにしていく。
例えば、大きめのパックに入ったプレーンヨーグルト。未開封であれば賞味期限は15日ほどあるが、開封後は2~3日しか持たない。調味料ではマヨネーズ、ケチャップ、ポン酢などは、開封後は冷蔵で1カ月がリミット。とくに短いのが麺つゆで、開封後は1~2週間で劣化が進む。使うときに光に透かして見て、濁っていたり泡が出ている場合は使用しない方がよいという。
ツナ缶やサバ缶などは、開けてしまえば生の食品と同じ。冷蔵でも1日が限度だ。(宝島社 990円+税)