<20>唇の震えはまだ生きている証拠
犯人からの挑戦など彼女にとってはどうでもいいことなのだ。彼女が求めるのはあくまでも殺人現場。犯人がどこの誰で、次に誰が殺されるかなんて興味がない。
マヤは楽しみに待っているのだ。
オズさんが演出する芸術的な殺人現場の数々を。血糊でデザインされた若い女性たちの死体…
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