離婚で価値観に変化…高岡早紀「頑張り過ぎなくてもいい」
1月5日から放送される大河ドラマ「軍師官兵衛」(NHK)で小寺政職(片岡鶴太郎)の正室・お紺を演じる女優の高岡早紀(41)。政職は官兵衛を可愛がる一方、周囲の意見に左右されやすく、やがて織田方についた官兵衛を裏切ることに。お紺は、官兵衛を悩ませる政職を生来の聡明さでしっかりと支え、主従の橋渡し役を果たす。
優柔不断な夫を操縦した感触は?
「政職とお紺はお互いの関係性が出来上がっているからこそ、殿の気持ちをお紺が操縦できるのだと思います。片岡鶴太郎さんは、うまく手のひらで転がるような人柄を演じてくださり、一緒にお芝居していて楽しいです。実際の私は男の人の後ろで手綱を引くとか、良い方向に導くのは苦手なので、お紺とは違うと思います。ただ、子供を持つ母親としての共通点はあるかなと。お紺は、子供の将来を考え、小寺家を支えるためにしっかりと生きている人」
2男1女を持つ。結婚、出産、離婚を経て価値観に変化が表れたという。
「離婚後は特に、肩肘張って頑張ってもそれが絶対に良い方向になるかというと、必ずしもそうじゃないことが分かりました。最初は子供をひとりで育てなきゃという思いはあったけど、“普通に子育てを頑張る”という基本があるからこそ、今は頑張り過ぎなくても、楽しくいられたら一番いいなと思います」