柏木由紀子さんに聞く「素敵な年の重ね方」 77歳で中高年女性のファッションリーダーに
ライフスタイルエッセイ「YUKIKO STYLE」(講談社)を発売
俳優の柏木由紀子(77)が17日、ライフスタイルエッセー「YUKIKO STYLE」(講談社)を発売し、話題になっている。70歳でインスタグラムを開設し、自身のファッションが注目を集め、今やフォロワーは11万人超え。中高年憧れのインスタグラマー・柏木に素敵な年の重ね方を聞いた。
──70代でフォロワー11万人超え。女性の間では「坂本九の妻」よりも「インスタグラマー」としてのほうが知名度が高い。
「インスタ拝見してます、ってお声がけいただく方は私よりお若い、50代、60代の方が多いですね。お洋服にしてもお料理にしても、普通なんですけど、ちょっと手を加えたり共有できるような感じですね」
──インスタをやって良かったことは?
「お洋服が喜んでくれていると思います。昔のお洋服も日の目を見て、いろんな方に見ていただけて。ファッションは繰り返してるって言いますが、ちょっと手を加えて着こなすことが私にとっては楽しくて。少女時代はこんなに服がなかったので服を見るのも楽しいですね」
──20代から変わらぬ体形をキープするも、特別なことはしていないのだとか。
「ジムは一度も行ったことなくて……お掃除が自分の運動だと思っています。昼間にボーッとするのがもったいなくて、常にタスクを見つけてメモしています。雨が降って外出できないなら今日はここを整理しようとか、床を徹底的にお掃除しようとか、何かしらやることを見つけています。あとはデパートでお洋服見ながらのウオーキングかな」
──スタイリングもメークも昔からセルフ。服は4畳半ほどのクローゼットに収納しているそう。
「自分の着たいものを着たいっていうこだわりがあって、組み合わせを考えたりするのが好きなんです。クローゼットのどこに何があるかわかっているので、50年前の服もコーディネートに使います」