「200回作製」で完全墓穴 小保方さん学者人生“絶体絶命”

公開日: 更新日:

「小保方さんの会見は、失敗だったと思う。完全に墓穴を掘った。不信感を強めただけです。<STAP細胞の作製に成功した人が他にいる>と口にしながら、名前は伏せたいと、明らかにしない。データを記したノートを公開したらどうかと記者に迫られても、<秘密実験もあるから>と公開を拒否。具体的な根拠も示さず<STAP細胞はあります>と情緒的に訴えるだけだった。科学者の弁明じゃないですよ」(科学ライター)

 小保方さんは理化学研究所に不服を申し立てているが、9日の会見を見る限り、最終報告が覆る可能性は低いという。東大医科学研究所の上昌広特任教授はこう言う。

「会見では何ら新たなファクト(事実)が示されませんでした。理研はこのまま(改ざん、捏造の報告書を)事実認定するでしょう。それにしても<200回以上成功>というのはどうかと思いました。だってほとんど毎日実験に成功しているようなものですからね…」

■理研とはドロ沼裁判へ

 それにしても、科学者としては考えられないような釈明を連発した小保方さんは、どういう精神構造をしているのか。「自己愛型パーソナリティーだと思います」と、明大講師の関修氏(心理学)はこう言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動