エレキテル、小島よしお…YouTubeに賭ける一発屋の“明暗”
もっとも、彼らの動画はいずれも反応が芳しくなく、1本あたりの視聴回数は平均数百回ほどにとどまっている。
一方、「ヒロシです」のキャッチフレーズで人気を博したヒロシは、わずかではあるが善戦している。趣味のキャンプにまつわる動画などをアップし、1本数千回の視聴回数を記録。コメントしたユーザー一人一人に返信するという“神対応”まで見せているが、<もっとテレビで見たい>という声にヒロシ本人は、「テレビ向きではないんだと思います」と自虐コメントを返す一幕も。
今年に入って大ブレークした8.6秒バズーカーも、リズムネタ「ラッスンゴレライ」の公式動画が大当たりした以後は下降線をたどり、最近の投稿は視聴回数が1万弱と尻すぼみ。
毎日動画を投稿しているエレキテル連合は、ユーチューバー歴が2年と長く、これまで投稿した動画はコントを中心に約700本。約15万人のファンがフォローし、平均視聴回数は8.6秒バズーカーを上回る。
その実績を買われ、前出のHIKAKINなど大物ユーチューバ―たちが出演する「YouTube」のCMや広告に起用された。もっとも、テレビの露出が減っていることについては「大丈夫と言い聞かせています」と心もとない発言をするなど、先行きの不安を隠せないでいる。
テレビからウェブに舞台を移しても一発屋芸人の苦労は変わらないか。