TV露出激減 エレキテル連合の首絞める強気のギャラ交渉
「ダメよ~ダメダメ」で大ブレークし、月間テレビ出演55本、流行語大賞受賞、紅白出演など、一躍、売れっ子芸人の座に上り詰めた日本エレキテル連合。しかし、最近、テレビで見る機会が明らかに減っている。
「彼女たちが評価されたのは“ダメよ~”の朱美ちゃんコントだけではないネタの豊富さもあった。それが証拠にDVDも売れているし、彼女らがアップしているユーチューブの月間動画再生回数は今でも400万回に迫る勢いで、決して人気が衰えたわけではない」(テレビ局関係者)というが、ではなぜ、テレビ出演が減ったのか。
別の関係者がこう解説する。
「所属事務所がテレビ局にギャラアップを申し入れてきたんです。ブレークしたばかりの昨年末までは一般的な芸人と同レベルの1回7万~10万円だったものを、ハリセンボンクラスの人気芸人に並ぶ20万円にしてくれと言い出したそうです。しかも『朱美ちゃん以外のネタで』とか『ひな壇に扮装なしの素顔で出してくれ』と言ったものだから、番組側もオファーを見送るケースが増えた」
今の芸能界、お笑い芸人の人気が定着するためにはひな壇トークで認められることが必須。だが、朱美ちゃん役の橋本のトークは素人同然、小平の細貝さん役の中野は極度の人見知り。コント芸人にありがちではあるが、トークは2人揃って苦手なのだ。志村けんに憧れて東村山の一軒家(家賃約8万円)で共同生活をしているため、芸人同士の横の付き合いもなく、ひな壇での連携プレーができないのもマイナス要因になっているという。