ブーイングの嵐 マドンナ遅刻理由は“宗教的ルーティン”か
「マドンナに限らず、日本に来る大物外タレはイベントや取材の遅延は当たり前。気分次第でドタキャンなんて腐るほどあります」(興行関係者)
そのたびに振り回されるコーディネーターや関係者は冷や汗だろうが、今回のような報道陣向けのイベントはともかく、13日の公演はSS席が5万円という高価格で、オークションでは約30万円にも跳ね上がるなどプラチナチケット化。遠方から会場に来ていたにもかかわらず、終電のために一曲も聞けずに席を立ったファンは泣くに泣けない気持ちだろう。
それにしても2時間遅れとは日本の客をナメている。
「もともとマドンナのコンサートは定刻に始まったことはほとんどない。マドンナはユダヤ教の伝統に基づいた神秘主義思想の宗教『カバラ』に97年ごろから心酔。コンサート前には、ラグビーの五郎丸の“ルーティン”のような、独特の儀式を行うのが慣例で、それが終わるまでは絶対にステージに上がらない。ビデオの不具合を理由にしていましたが、今回はいつも以上に時間がかかったようです」(音楽ジャーナリスト)
それでも「アイラブジャパン」の一言で済まされるのだから、マドンナ様である。