修正液で爪白く 浜田ブリトニーが語る“黒ギャル貧乏時代”
「ホームレスギャル漫画家」のキャッチフレーズでコミック界にデビューしたのは10年前。渋谷を徘徊する“ギャル”の生態をギャル目線で描いた作品で一躍有名になった浜田ブリトニーさん。初めて語る、ホームレスになった理由とその実生活とは……。
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私、18歳で家出をしてそれからの約8年は住所不定で、泊まるところを転々とするホームレスだったんです。家出の日は絶対、忘れません。だって、高校3年の4月7日、私の誕生日だったんですもん。この日、私は退学届を出して自宅のある千葉市から東京・錦糸町へ。18歳になり、晴れて寮付きのキャバクラで働けるようになったためです。
キャバ嬢になった理由は、家がとんでもなく貧乏で、私が稼がないと両親の生活がままならなかったから。父は広告関係の会社を経営していたけど、長引く不景気で慢性的な赤字状態。母は病弱で働ける状態ではなく、10歳ほど年上の兄は両親とうまくいってなくて家に寄り付かず、生活費はあてにできない。
だから、小学校の高学年ぐらいからお米は何とかしても、オカズの材料が買えなくて。しょうがないから1本10円の駄菓子「うまい棒」を砕いてフリカケ代わりにしたり、スナック菓子「じゃがりこ」を水でふやかしマッシュしてサラダにしたり、どちらかをご飯にのせてお茶漬けにしたり……。