<第13回>若手育てながら「負けられない」という気持ちも
米助は落語芸術協会の理事を務めている。副会長の小遊三や理事の春風亭昇太、桂竹丸らとともに協会を引っ張っていかねばならない立場にある。野球落語を作って演じていた自分の若手時代を思い起こすと、協会の若手たちには物足りなさを感じる。
「落語はそこそこうまいんだけど個性に欠ける。…
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