カインとアベル事実上の打ち切り…月9の崩壊が止まらない
あるフジテレビ関係者が自嘲気味にこう話す。
「今期の月9ですが、予定より1週間早く終わるそうです。ええ、実質上の打ち切りです」
Hey!Say!JUMPメンバー山田涼介(23)主演のドラマ「カインとアベル」(フジ系、月曜21時~)が、当初より放送回を減らして“店じまい”するという。
今年4月期の福山雅治(47)主演「ラヴソング」が月9史上最低視聴率(暫定)に終わったことは記憶に新しいが、とにかく“役者クラッシャー”のイメージがついてしまった同枠。おかげで主役がなかなか決まらず、他の共演者のキャスティングも難航した。
「制作担当者があちこちの事務所に企画書を持ちこんで何とかキャスティングした」(前出のフジ関係者)という寄せ集めチームで何とか布陣を組んだものの、各回視聴率はいずれも7~9%台。これでは打ち切りもやむなしである。
フジの看板ドラマ枠の迷走はまだまだ続く。
「関係者はこぞって話したがらない。箝口令が敷かれている」(芸能プロ関係者)というのが、次の17年1月期の月9だ。いまだに主演はおろか、作品も正式発表していないのにはワケがある。当初予定していた主演俳優が降板しちゃったというのだ。