フジ特番で共演も…古舘&ミヤネ「合体SP」大惨敗の要因
人気司会者2人がそろっても大惨敗だった。フジテレビが19日に日曜夜の番組「フルタチさん」と「Mr.サンデー」を合体した「フルタチさん×Mr.サンデー合体SP」の4時間特番を放送。午後7時からの視聴率が5.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)、午後9時からの視聴率が7.6%だったのだ。
日曜夜の時間帯は日テレの“独り勝ち”状態が続いて、フジも何とかテコ入れしようとしたのだろう。だが、とてもゴールデンタイムに堪えられる数字ではない。
芸能評論家の肥留間正明氏がこう言う。
「以前と比べて、2人とも“鮮度”が落ちている。しかも、話す内容は“水と油”のような感じで、噛み合っていなかった。企画力で勝負するのではなく、有名な2人を出しとけばいいだろう――という“タレント任せ”の番組作りがミエミエでした。裏番組の日テレ『ザ!鉄腕!DASH!!』や『世界の果てまでイッテQ!』には、真剣さやひたむきさがある。視聴者は見抜いてますよ」
特番では、宮根が「フルタチさん」の名物企画に挑戦したり、古舘が「Mr.サンデー」のスタジオに登場。古舘は報道ステーションのオープニングを再現させてみせたり、宮根からの連絡を8年間も無視し続けてきたエピソードなどを明かしたが、全体的には目新しさはなかった。