砂の女(1964年 勅使河原宏監督)
あり地獄にとらわれた男の幸と不幸
安部公房の難解な小説を映画化。30日~8月5日にラピュタ阿佐ケ谷で上映される。
学校教師の男(岡田英次)が昆虫採集である村を訪れ、家族と死に別れた女(岸田今日子)の家に宿泊。女は家の周りの砂をかき集め、村人が砂を引き上げる。家は砂の壁に囲まれた谷底にあるため縄ばしごなし…
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