低迷打破へ フジ改革の肝は「とくダネ!」小倉智昭のクビ
フジテレビの夜のニュース番組「ユアタイム」が今秋で終了するという。キャスターにハーフタレントの市川紗椰(30)を起用し、昨年4月に鳴り物入りでスタートした同番組だったが、わずか1年半で終わってしまうことになる。
番組開始前には、市川とキャスターを務めるはずだったショーンKの経歴詐称疑惑が勃発し、急きょ降板するなど、もともと“いわくつき”で始まったが、視聴率は2~3%台をウロウロしたままだった。
「スタッフを総入れ替えしたりもしたが、最後まで視聴率は伸びず。市川は相変わらず噛みまくっていて、見ていられない状態が続いていた。報道局の上層部と市川が親しいから、なかなか打ち切りにならないなんてウワサも飛び交ったこともありましたけど」(番組制作スタッフ)
視聴率が4位に低迷するフジテレビでは今後も大規模なテコ入れを実施していく予定で、その“粛清”第1弾となったのが「ユアタイム」となった形だ。もちろん、ほかにも打ち切り候補となっている番組がある。
「新社長となった宮内正喜さんは硬派な報道番組を増やしていきたい方針のよう。現在は放送中の報道系番組を精査している最中。その中でも、来年3月期の改編で消えるといわれているのが『とくダネ!』なんです。放送開始から18年以上が経過してマンネリ化が激しい上、先日はキャスターの小倉智昭さんに“不倫疑惑”報道まで出た」(フジテレビ幹部)