売れても忘れず 極貧永野が仲間と飲んだ公園の“塩なめ酒”

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 そんな部屋でずっと暮らしてたらどんどん行き詰まって、夜中に天井に向かって「わー!」とか「殺すぞ!」と叫んだこともある。2階の人は驚いたでしょうね。今思えば、その頃はちょっと精神が病んでたかもしれないです。

 1990年代半ばから、事務所をクビになってフリーでやってるころまでの10年間住んでました。いい思い出はひとつもなかったっス。部屋を出る時、大家さんに「よく10年もこんなとこに居たね」って言われたんスよ(笑い)。

サンドウィッチマンの「恩恵」期待もダメ扱い

 そのころ、もう30すぎてたから、どこかの事務所に入っても年下の芸人に「先輩!」なんて言うのもイヤだなと思い、売れてる芸人がいない個人事務所みたいな小さなとこに入りました。そしたら所属してたサンドウィッチマンが翌年の「M―1グランプリ」(テレビ朝日系)で優勝してブレークしたんです。

「ラッキー。これは恩恵があるな!」と喜んでいたら全くなかった! バーターで仕事が入ることもなく、逆に「サンドの事務所にいる永野って芸人、全然、ダメじゃん」とか言われて。実は年が同じだし、サンドはお酒を飲まないから、おごってもらった経験もないですね(笑い)。

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