有安杏果引退で「新生ももクロ」 次なる目標は東京五輪か
「普通の女の子の生活に戻りたい」と突然芸能界引退を宣言した「ももいろクローバーZ」の“緑”有安杏果(22)が21日、幕張メッセでラストライブを開催した。
会場にはライブビューイング含め約3万7000人のファンが集結、有安のテーマカラーであるグリーンの服やリュックを背負ったファンたちが彼女を見送った。開演前に取材に応じ、今の心境を聞かれた有安は「8年間やり切ってスッキリしています。(引退宣言について)いろんな意見があるだろうと覚悟していましたが、“おつかれ”という温かい言葉が多くてうれしかったです」とエゴサーチ分析を欠かさない有安らしい感謝の言葉を述べた。
メンバーの玉井詩織(22)は「学生時代は杏果が勉強し出すとテストが近いんだなと思いました」と有安の勤勉エピソードを披露。EXILEのダンススタジオ出身でダンスは本格派、歌唱力はメンバーでピカイチ。聞かせるパートはほとんど有安が担当し、生歌&口パクなしをモットーとしているももクロの実力を下支えしてきた。アイドルと大学生“二足のワラジ”を貫き、昨年大学を卒業。ワラジの一方をコンプリートしたためにかえって「燃え尽き症候群」に陥ったのではと囁かれるほどだ。