蜷川氏の思い踏みにじった 仮面ライダー俳優の覚醒剤逮捕
かつて仮面ライダーも演じたイケメン俳優が、覚醒剤使用容疑でパクられた。14日までに警視庁に逮捕されたのは、俳優の松尾敏伸容疑者(40=東京都世田谷区)。
「松尾容疑者は明らかに挙動不審だったようで、5月9日に原宿署の捜査員から職務質問された。尿の提出を求められましたが、いったんは拒否。“強制採尿”で陽性反応が出たため、逮捕に至りました。本人は容疑を否認しています」(捜査事情通)
松尾容疑者は1996年にジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリを受賞したイケメン。翌97年に故・蜷川幸雄氏が演出した舞台「ロミオとジュリエット」で俳優デビューしている。05年には「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」、07年にはNHK大河ドラマ「風林火山」に出演するなど、映画やドラマ、舞台などで活躍していた。
「(松尾容疑者は)蜷川さんにかわいがられていて、彼も『蜷川父さん』などと呼んで慕っていました。蜷川さんに厳しくしてもらったおかげで『今がある』と、本当に感謝していましたね」(舞台関係者)