「オフィス北野」つまみ枝豆社長のかじ取りで渡る三途の川
所帯を小さくして再出発を図るオフィス北野だが、気になるのは現社長である森昌行氏(65)との温度差だ。森氏は枝豆新社長について「あくまでたけしさんと弟子との構想段階の話で、決定事項ではない」と、これを打ち消すようなコメントをしているのである。森氏は「関係各所に説明が必要になる重大な問題ですが、その段階にはない。既成事実化されるのが怖い」と一部取材に語ったそうで、とても冷めている印象だ。
スポーツ紙芸能デスクはこう言う。
「たけしさんという大黒柱を失ったオフィス北野は、若手芸人らが次々と辞めていき、残っているのは軍団の古参タレントばかり。仕事のオファーも期待できず、このままでは空中分解という噂もあるくらいなんです。そんななか、生き残る道があるとすれば、救世主はやっぱりたけしさんしかいないのでは。枝豆さんが社長就任へ前向きなコメントをした同じ場所でたけしさんは『番組いろいろやってると(自分が)使うのは軍団なんだよ。事務所が同じじゃなくても、結局は使うんだから』と語っていましたけれど、たけしさんにとって軍団、とりわけフライデー襲撃事件の頃からの古参メンバーは、一生面倒を見ていくと以前言っていた弟子のなかの弟子。むざむざ見捨てることはしないはずでは」