次世代のカメレオン俳優 柾木玲弥の原動力は“脱王道”精神
16日公開となる映画「ゆずりは」(エレファントハウス/アジアピクチャーズエンタテインメント配給、加門幾生監督)では、物語のキーマンとなる葬儀社の新入社員を演じている。本名の滝川広志で映画初主演を務めたものまねタレントのコロッケをはじめ、多くの大先輩と共演。撮影現場では「いつも以上に人見知り炸裂だった」と振り返る。純粋で喜怒哀楽のハッキリとした青年役は本人と真逆のタイプらしいが、「だからこそ演じ甲斐がありました」。
今後も7月期クールでは、ドラマ25「インベスターZ」(テレビ東京)、10月期は「今日から俺は!!」(日本テレビ系)と話題作への出演が続く。「いつかは実在した殺人犯を演じてみたい」と話す“骨太”な俳優の活躍に注目だ。
(取材・文 小川泰加)