共演陣の評価も上々…山崎賢人はルックス先行から実力派へ
“主役”は常に入れ替わっている。視聴率を取れなかったり飽きられたりした役者の代わりに、新しいスターが誕生する。2019年のドラマ界で赤丸急上昇の注目株をチェック!
7月期ドラマ「グッド・ドクター」が予想を覆す高視聴率を記録した。最高13.0%、全話平均11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、現状のフジテレビでは奇跡に近い数字を叩き出した原動力が主演の山崎賢人(24)だ。難病を抱えた小児科医というハードな役を演じきり、同局の動画配信サービス「FOD」の初回見逃し視聴数の新記録まで打ち出してしまった。
「それまで“棒演技”などと演技面での未熟さを指摘されてきたが、主演映画『羊と鋼の森』での必死の役作りをきっかけに開眼しました。『グッド・ドクター』後は、他局から主演級オファーが殺到。山崎を獲得するためには、当然ギャラアップの条件を提示するでしょう」(テレビ関係者)
ファンの数も増やしたはずだ。これまでも若手イケメン俳優として人気はあったが、「グッド・ドクター」で、新たにドラマ好きなファン層を取り込んだのは確実。